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2016年7月5日

【Apps調査隊】Googleドキュメントやスライドに張り付けたスプレッドシートのグラフをワンクリックで更新できるように!

Apps調査隊の石田です。

今回はGoogleスプレッドシートからグラフをGoogleドキュメントやスライドに挿入し、ワンクリックで更新できる機能について調査をしていきます。
この機能を使用する事によりGoogleスプレッドシートで計算されたグラフを張り替える事なくGoogleドキュメントやスライドのグラフを更新する事ができます。
今回はGoogleドキュメントで機能を見ていきましょう。

最初に始めるのは、元となるグラフをGoogleスプレッドシートで作成します。
以下のようなグラフを作成します。


次に、Googleドキュメントにグラフを挿入していきます。
Googleドキュメントのグラフを挿入したい部分で「挿入」⇒「グラフ」⇒「スプレッドシートから...」と選択します。


先ほどグラフを作成したGoogleスプレッドシートを選択します。


使用したいグラフを選択し、インポートします。
この時「スプレッドシートにリンク」チェックボックスがありますので、チェックをすることで本機能を使うことができるようになります。


インポートが完了するとGoogleスプレッドシートで作成したグラフがGoogleドキュメントに挿入されました。挿入したグラフはクリックをすると、メニューが表示されるようになります。


では実際にワンクリック更新の機能についてみてみましょう。
Googleスプレッドシートの値を修正し、グラフの内容を変更しました。


Googleドキュメントのグラフを見てみると、新しく更新ボタンが表示されています。リンクされているグラフの修正が入ると必ず教えてくれるようになっています。
更新ボタンから簡単にグラフの修正ができました。


更新ボタンはグラフの内容だけでなく、グラフの種類を変更しても表示されます。
Googleスプレッドシートのグラフの種類を変更してみてから、


更新すると・・・
見事にグラフの種類も修正する事が出来ました。


もうひとつ便利な機能をご紹介します。
挿入したグラフをクリックすると右上に「スプレッドシートで開く」ボタンが表示されますので、これをクリックすると・・・


挿入したグラフの元となるスプレッドシートが開いてくれます。
このままグラフの修正等ができ、スプレッドシートを探す手間をなくせるのでとても便利です!


この時、気をつけて頂きたい事があります。
間違えて隣の「スプレッドシートとのリンクを解除」ボタンをクリックしてしまうとスプレッドシートとのリンクが解除され、ワンクリックでの更新ができなくなってしまいます。


実際に使用した感想としましては、難しい事も一切なくグラフの計算もGoogleスプレッドシートが自動的に行ってくれるので安心して使用できると思いました。
この機能を使用する事でグラフの修正等も簡単になる上、複数の資料で同じグラフを使用する時も管理が楽になるのでかなり便利ではないでしょうか?
機会があればぜひお試しください。