Apps調査隊の横溝です。
今回は検索ボックスについてです。Gmailやドライブなどでよく使う検索ボックスですが、検索ボックスにキーワードを直接入力したりプルダウンメニューから細かい条件を選択して利用することができます。
検索ボックスではキーワードによる簡単な入力以外にも、細かい条件を入力することもできます。プルダウンメニューも細かい条件設定が可能ですが、場合によっては直接入力のほうが検索する自由度が高くなり便利なときもあります。今回はこの直接入力についていくつか調べていきたいと思います。
まずはGmailでの検索方法です。
・文字による絞り込み検索(ダブルクオテーションで囲む)
探したいキーワードにスペースが入っている時に使うと便利です。
例えばGmailで「Google ドキュメント」を入力して検索すると、メールタイトルやメール本文の中に、Googleとドキュメントを含むメールを検索してくれますが、「"Google ドキュメント"」で検索すると、"Google ドキュメント"という文字列で完全一致するものを検索してくれます。
・ワイルドカード検索
探したいキーワードがあいまいな場合に使用します。後方があいまいな場合は、「キーワード*」のようにアスタリスクをつけることで前方一致検索を行うことができますし、「*キーワード」で後方一致検索を行うことができます。
・検索条件から除外する(-)
除外したい検索条件に「-」をつけることで簡単に除外することができます。
・未読メールの検索(is:unread)
未読メールのみを表示することができます。Gmailをスレッド表示で利用しているときに、スターを付けてあるスレッドメールの返信などが画面に表示されることなく、中の方に埋もれてしまうことがあります。それを探しだすのに便利だったりします。
・添付ファイルの検索1(has:attachment -invite.ics)
添付ファイルを探したいときには「has:attachment」でよいのですが、カレンダーの招待や承諾などのメール情報も表示されます。カレンダーのメール情報は「invite.ics」という添付情報をもっているので、「-invite.ics」を付け加えると、これらを除いた添付ファイルを検索することができます。
・添付ファイルの検索2(filename:)
添付ファイル名に推測が付く場合はこちらが便利です。例えば「filename:Suite」と入力すると添付ファイル名にSuiteを含むものを検索してくれます。
・スターの色で検索(has:color-star)
スターの色で絞り込んで検索することができます。「has:color-star」のcolor部分に検索したいスターの色を指定してあげます。
スターが黄色「has:yellow-star」
スターが橙色「has:orange-star」
スターが赤色「has:red-star」
スターが紫色「has:purple-star」
続いてドライブです。
こちらは検索ボックスのプルダウンメニューから細かい指定が十分にできるような感じますが、直接入力の方法も少し調べてみます。
・タイトルから検索(title:)
タイトルからファイルを検索することができます。
・共有しているファイルを検索(to:)
特定のユーザーに共有しているファイルを探すことができます。「to:花子@njc.co.jp to:太郎@njc.co.jp」のように検索すると花子さんと太郎さんに共有しているファイルを検索することができます。
・オーナーを探す(owner:)
ファイルのオーナーを探しだすことができます。
ちょっと工夫していろいろな検索条件を組み合わせることで、目的のファイルがより簡単に見つけやすくなりますね。