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2017年3月14日

【Apps調査隊】GoogleスライドにGoogleドライブから動画を挿入できるように!

Apps調査隊の横溝です。

プレゼン資料を作成するときは文字以外にも、グラフ、図形、画像などいろいろ工夫をして作成しますよね。資料作成で動画を使ったことはありますでしょうか。いままでは、YouTubeにアップロードされている動画のみ使うことができていたのですが、新しくドライブからも動画を使うことができるようになりました!

使い方は挿入から簡単に行うことができます。メニュー「挿入」→「動画」を選び、「動画の挿入」の中から「Google ドライブ」を選択すればOKです。


動画を挿入すると、画面右側に動画オプション画面が表示されます。動画オプション画面の動画を見ながら、動画の再生時間・プレゼンテーションの自動再生・音量のミュートを設定することができます。


・開始時間と終了時間の設定
最初に動画を挿入したときには、動画はすべて再生する設定となっていますが、開始時間や終了時間を設定することで、一部分の動画を再生することができるようになります。設定方法は2つあります。開始時間と終了時間を直接入力する方法と、動画に表示されるプログレスバーを使って開始する場所や終了する場所を選び、「現在の時刻を使用」をクリックして時間を設定する方法となります。後者のほうが直感的でわかりやすい設定方法となっています。




・プレゼンテーション中に自動再生
こちらは動画で確認することはできませんが、自動再生にセットしておくことで、プレゼンテーションを再生時にページが切り替わったタイミングで自動的に動画が再生されます。逆に設定しないときは、再生ボタンがでますので、自分のタイミングで動画を再生することができます。

・音量をミュートする
動画を確認するときやプレゼンテーションを再生するときに使用できます。

実際にプレゼンテーションを再生してみると動画オプションで設定した通りに動作しましたが、開始時間と終了時間を設定して一部分だけ動画を再生するようにした場合は、1回目は設定した時間どおりに再生されましたが、2回目以降はすべての動画が流れてしまいました。設定した時間どおりに再生したい場合は、一度ページを離れてから戻す必要があるようです。

スライドを他の人と共有するときには権限の注意も必要となります。スライドと動画はそれぞれ別の権限設定になりますので、動画の権限設定を行わないと再生することができません。動画オプションの動画部分に「アクセス権をリクエスト」が表示されます。


また、動画を再生するときに表示サイズが小さくなりすぎると、使用できるメニューが少なくなりますので、表示サイズは大きめで設定することをおすすめします。


この機能はウェブアプリケーションのみとなりますが、ドライブから動画を挿入できるようになったことで、より幅広い資料を作成することができますね。さらに、多くの動画を挿入してもドライブの容量が増えることはありません!

ご興味のある方は試されてみてはいかがでしょうか。