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2017年6月27日

【Apps調査隊】Googleのオフラインアクセス機能について

Apps調査隊の三谷です。

今年は梅雨にもかかわらず、あまり雨が降っていませんね。
夏本番も段々近づいてきており、汗ばむ季節となってまいりましたが
皆さまいかがお過ごしでしょうか?

さて今回は、Googleのオフラインアクセス機能についてご紹介したいと思います。

情報セキュリティを考える上では『データ保護』と『作業効率の向上』を両立させることが様々な場面で課題になります。
当然、仕事をする上では、どちらも欠かすことのできない大事な要因ですね。

Googleのオフラインアクセス機能を利用すると、これらの懸案事項を簡単に両立できるようになります。
この機能を利用しますと「Google ドキュメント、スプレッドシート、スライド」の各ファイルへ対してインターネット環境が無い状態で作業をすることが可能になり、その後、オンラインになったときに同期を取るとオンライン上のデータが更新されます。

但し、ここで注意して欲しい点は「複数の担当者」が更新するファイルがある場合です。理由はオフライン作業中に他のユーザーがファイルを更新していた場合に上書きしてしまう可能性が有る為です。

G Suite管理者は管理者コンソールの [アプリ] > [G Suite] > [ドライブとドキュメント] > [データアクセス] のオプションを使用して、デスクトップ パソコンのオフラインアクセスを制御が可能です。


①端末ポリシーを使用してオフラインアクセスを管理する
 オフラインアクセス可能な端末を制御することが可能になります。
 ※ユーザーではなく、特定の端末(ノートパソコンなど)が有効になります。
②オフラインでの使用をユーザーに許可する(推奨)
 ユーザーはドライブとドキュメントの設定から手動でオフラインアクセスを有効に
 できるようになります。
 設定を行うまでは、そのパソコンが信頼できるかどうか確認するメッセージと
 公共または共有の端末でこの設定をオンにしないよう求める警告メッセージが
 ユーザーに表示されます。

これらの設定は、ドライブ内のドキュメント、スプレッドシート、スライド以外のファイルには適用されません。
また、適用されるのは、デスクトップPCの Chromeブラウザ でドキュメント、スプレッドシート、スライドにアクセスする場合のみです。
Android 搭載端末や iOS 端末との自動同期や Mac / Windows 版 Google ドライブによって同期されるファイルには影響しません。