Apps調査隊の周です。
チームで一つのプロジェクトを着手する時、こんな悩みはございませんか。
「誰がいつその資料を編集したか分からない」、「資料を何回も編集する必要があるから、今はどのバージョンなのか分からなくなってきた」、「編集されたところが見づらくて分からない」など。
悩みを解決するには、意見と提案を管理する必要があります。Googleドキュメント、スプレッドシート、スライドをサポートする強力なリアルタイム編集ツールを利用すれば、チームが最新バージョンの資料を使用し共同作業ができます。
G Suite の最新のアップデートで、GoogleドキュメントとGoogleスライドの「バージョン管理」がより強力になり、チームが必要な時に情報を見つけやすくなっています。今回はこれらの新機能について紹介させて頂きたいと思いますので、是非ご活用頂けたら幸いです。
1.バージョンに名前を付ける
ドキュメントのバージョンにカスタム名を割り当てることができるため、チームの進捗状況の履歴を保持することができます。
版管理を開きますと、クリックして名前を変更できます。同時に、名前付きの版のみを表示することができるようになります。「一回目XX編集」や「最終確認版」などの名前をつけて、チームの変更を1か所で整理し追跡することができ、ドキュメントのバージョン管理がより簡単に行えます。
2.クリーンバージョン
「ツール」>「編集の提案を確認」より、ドキュメントの「クリーンバージョン」をプレビューして、コメントや提案された編集内容がなくてもドキュメントを確認できます。
3.編集候補を一度受け入れる/拒否する
「ツール」>「編集の提案を確認」より、ドキュメント内で一度にすべての編集候補を受け入れるか拒否するかを選択できますので、チームはすべての句読記号や書式設定の更新を確認する必要がありません。
4.統合されたCloud Search
Google Cloud Searchはデータ探索機能を介してGoogleドキュメントとスライドに統合されます。Cloud SearchはGmail、ドライブ、カレンダー、サイトなどのG Suiteアプリ全体にわたる重要な情報を表示し、一流のドキュメントやプレゼンテーションを作成するのに役立ちます。
*Google Cloud Search は G Suite Business以上のエディションでご利用頂けます。
是非これらの新機能をご活用し、より効率よく共同作業して頂けたら幸いです。