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2017年11月1日

【Apps調査隊】新Googleカレンダーについて調査せよ

Apps調査隊の周です。

皆様が既にご存知かもしれませんが、ウェブ版 Google カレンダーに新しいユーザー インターフェース(UI)が導入されることになりました。デザインが新しくなり、新機能も追加されます。予定の説明を詳細に設定したり、ビューを並べて表示したり、適切な時間帯を提案してくれたりできるようになります。今回は新カレンダーをご利用することにあたり、管理者側の操作とユーザー側のいくつかの新機能について紹介させて頂きたいと思います。

■管理コンソールより利用を許可する
新しい UI に移行するにあたり、以下の 2 つの展開方法が用意されています。

自動: デフォルトの展開方法です。即時リリース ドメインの場合は 2017 年 11 月 14 から、計画的リリース ドメインの場合は 2017 年 11 月 28 日から、新しい UI への段階的な移行が開始されます。自動の展開では、管理者やユーザーによる操作は必要ありません。

手動:こちらの方法では、ユーザーが新しい UI に移行するタイミングを、Google 管理コンソールから手動で管理できます。手順は以下となります。
1.管理コンソールにログインします。
2.「アプリ」→「G Suite」→「カレンダー」→「新しいカレンダー」の順でアクセスします。
3.組織部門ごとに新しいカレンダーにアクセスできる時期を設定します。
4.変更を保存します。反映されるのに少々時間がかかる場合があります。


管理コンソール上の変更が完了後、ユーザー側で「新カレンダーを試す」ボタンが表示され、「今すぐアップグレード」をクリックしますと新カレンダーに移ります。


■ユーザー側の新機能
1.密度と色の調整
新カレンダーはオシャレになりましたが、字が見づらくなった?と思ったら「密度と色」を調整してみてはいかがでしょうか。設定の歯車マークをクリックし、「密度と色」を選択します。


2.予定詳細の確認
予定をワンクリックで詳細を確認できます。ダブルクリックで編集画面に入ります。いちいち「詳細」ボタンをクリックする必要がなくなりました。


3.「日」ビューで複数のカレンダーを確認
以前、他のユーザーカレンダーを確認する際、画面が小さくて見づらいでしたが、今は「日」ビューを選択すれば、予定はユーザーカレンダーごとに並べるようになり、確認しやすくなりました。複数のカレンダーを管理するアシスタントなどがチームの会議スケジュールを決めるのに非常に便利な機能です。


4.おすすめの時間
予定を作成する際に、ゲストを追加してから「おすすめの時間」を選べるようになります。Googleの機械学習を利用し、一番適切な時間帯を提案してくれます。「時間を探す」機能とあわせて予定も立てやすくなります。


*新カレンダーにて一部のガジェットが利用できない可能性がございます。
Labs機能の「世界時計」は新カレンダーに総合されましたが、他のLabs機能はしばらくご利用できません。


面白くかつより便利になった新しいGoogleカレンダーを、是非お試してみてはいかがでしょうか。