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2017年12月13日

【Apps調査隊】新しいGoogleカレンダーリソースについて調査せよ

Apps調査隊の周です。

組織内のユーザーは、Google カレンダーで予定のスケジュールを設定するほかに、他のユーザーが共有しているリソースを予約することができます。例えば、会議室、プロジェクターや社用車、来客用オフィス、娯楽設備など、ユーザーが利用時間を予約するリソースにはさまざまなものがあります。管理者様は事前にリソースを登録しておけば、ユーザーが便利に予約できます。

最近、Googleカレンダーのリソース作成画面が一新し、いくつか新機能も追加されておりますので、今回はこれについて紹介させて頂きたいと思います。

新しくなりましたリソース作成画面は以下の通りです。


以前作成されたリソースはそのまま表示されますが、今後は、まず建物の登録をお勧め致します。
建物を作成して建物名、階数、収容人数を設定できます。 建物名、階数、収容人数といったリソース情報を設定しますと、自動生成されるリソース名や会議室の検索に影響します。

左側の「建物を追加」をクリックし、建物を登録します。
*階層が複数ある場合は、カンマ( , )で区切ります。


建物を追加後、新しいリソースを追加する際に、会議室の情報は自動的に入力されます。


リソースのカテゴリが「会議室」の場合は、建物の入力が必須となっております。

カテゴリは以下の通りです。
会議室: 1 人以上のユーザーが会議に利用できる予約可能な会議室や会議スペース。建物、階数、収容人数を割り当てる必要あります。
その他: 車両、プロジェクター、設備などの予約可能なリソース。建物を割り当てる必要ありません。
不明なカテゴリ: 名前、種類、説明の欄に限定されている予約可能な以前のリソース(2017 年 10 月 17 日より前まで標準)。

また、リソースの機能を追加できるようになりました。
作成画面の右上の「リソース機能を管理」をクリックします。


新しい機能を登録できます。例えば、音声機能や動画機能がある会議室はビデオ会議の設備を備えているとのことです。


リソースの登録はCSVファイルを使用し、一括の登録もできますので、まずはリソースの命名規則を確認しましょう。

リソースの命名規則 - Google管理者ヘルプ
https://support.google.com/a/answer/1033941

今回は、新しいGoogleカレンダーのリソースを紹介致しました。リソースの共有権限を設定しておけば、簡単に会議室や備品などを管理できますので、是非ご利用ください。