Apps調査隊の髙橋です。
最近は暖かくなり、春ももうそろそろかなと感じる今日この頃です。
さて、今回はMeetの新機能等が出まして、実際に触ってみてどういった場面で使うのか
ご紹介していきたいと思います。
以前は、「ブレイクアウトルーム」や「ホワイトボード」等の機能について紹介させて頂きました。
新しく追加された機能も含めて、今回ご紹介していきたいと思います。
早速ですが、今回「コンパニオンモード」という機能が加わりました。
まず、この「コンパニオンモード」とは、どういった場合に使うのでしょうか。
この「コンパニオンモード」は主に、ハイブリッド会議等で使用するのに向いている機能です。
※ハイブリット会議とは
共通の会議でリモートと会議室、両方で行う会議のことを指します。
リモート側と会議室側で両方の方がいらっしゃる場合、
会議室にいる参加者は画面でChatやアクティビティに参加ができません。
そんな時、この「コンパニオンモード」が役立ちます。
今回は「コンパニオンモード」で操作していきながら、どういったことが出来るのか、試して行きたいと思います。
【コンパニオンモードでMeetに入る】
コンパニオンモードでMeetに入るのは、とても簡単です。
Meetの画面を開くと、開いた画面右側に「コンパニオンモードを使用」と書かれた箇所がございます。
ここから入る事で、コンパニオンモードでMeetに参加できます。
では、実際入った場合どのように操作ができるのか見ていきたいと思います。
まず、「コンパニオンモード」の大きな利点としては、ビデオ通話を接続した状態で、
パソコンで画面を共有にChat、アンケートやQ&A、そして主催者向けの設定を操作できるようになっております。
また、コンパニオン モードではパソコンのマイクとカメラがオフになるため、
ノートパソコンからハウリングが発生することがありません。
普段は、赤い枠のところにマイクとカメラのボタンがあるのですが、既に無い状態で入る仕様になっています。
また、「コンパニオンモード」で入ると、既に入っているユーザーと別に、二人目のアカウントとして表示されます。(同じ人が違う端末で入っても、それぞれで1ユーザーとしてカウントされます。)
(今回2人がコンパニオンモードと通常で入っているので表示が4人となっております。)
※iPhoneなどの携帯等からは、「コンパニオンモード」では、入れません。
画像にもある通り、コンパニオンモード画面でできることをまとめると、
1.「画面を共有」(元々、ビデオや音声が無い機能な為、ハウリングが起こりません。)
2.「他のユーザーとチャットする」(通話の他のユーザーとメッセージのやり取りができます。)
3.「アクティビティに参加する」
(アンケート、Q&A、ホワイトボード等に参加できます。)
4.「挙手する」(コンパニオンモードで入ったユーザー名で挙手することができます。)
5.「通訳する」
(通常モードで入っているMeetで話す内容を、「コンパニオンモード」の画面でも字幕をクリックで表示されます。)
【この機能で分かったこと】
コンパニオンモードでは、主に「アクティビティ」等でやり取りしたりする為の機能に特化しているので、「コンパニオンモード」の画面ではパネル等は出ないようになっております。
また、先程も言ったように「コンパニオンモード」に入ると、その入ったユーザーで1人なので、Meetの上限がある場合は、確認しつつ是非この機能を使ってください。
【プチ情報】
今回字幕のリアルタイム翻訳機能の一般提供が開始され、字幕の言語が下記より追加されました。
今までは英語のみだったのですが、他4言語追加されました。
設定をする際は、Meet画面の︙から「設定」を選択し、「字幕」で選択可能です。
日本語はまだ追加される予定は出ていなかったのですが、いつか追加されたら更に良いですね。以上、新機能の「コンパニオンモード」についてのご紹介でした。