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2026年7月21日

【Apps調査隊】Google グループの内部 / 外部の分類変更について調査してみた!

Apps調査隊の小金澤です。

本格的な暑さになってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

この時期になると実家にいる猫は、人間と一緒に冷房が効いた部屋で涼みます。
けど、体が十分に冷えると、「ドアを開けろ」と鳴き、
冷房のない暑い部屋に向かいます。

そしてしばらくして体が熱くなると、
また冷房の部屋前に来て「ドアを開けろ」と鳴き、戻ってくる……。

自分で体温調節をしながら、家の中を自由気ままに「出入り」しているんですね。

そんな自由な猫の姿と同じで、Google Workspace でも『出入り』できる仕様がありました。しかし、自由気ままとはいかない超厳格なものへとアップデートされました。



まず、Google から 2026 年第 2 四半期より、
Google グループの内部 / 外部の分類の適用を厳格化するとお知らせがございました。

今後は、この仕様変更によって自動移行されたグループにおいて、
特権管理者のみが外部ユーザーを追加できるように安全な設定へと制限されます。

ユーザー側ではどのようなことが起こるのかというと、
グループに「外部(External)」という警告バッジが付きます。


これまでは、グループごとに「組織外のメンバーを許可する」という
オン/オフの設定があるだけでした。

そのため、
管理コンソール(admin.google.com)や Google グループの画面(groups.google.com)、
または開発用APIなどから直接追加したり、
外部メンバーが含まれるグループをグループメンバーに追加したりすることで
組織外のメンバーの許可が「いいえ」のまま、外部メンバーを所属させることが可能でした。

これからはグループが「内部」と「外部」に厳格に分類され、
このすり抜けが一切できなくなります。

 内部グループ(組織外のメンバーの許可:いいえ)

グループオーナーやAPI経由であっても、
外部メンバーを絶対に 追加・所属させることができなくなります。
もし強制的に追加しようとすると、エラー(拒否)になります。

 外部グループ(組織外のメンバーの許可:はい)
変わらず外部メンバーを所属させることができます。


ここで心配なのが「既存のグループは勝手に使えなくなる?」ことですが、
今使っているグループが、突然機能しなくなることはないので安心してください。

今回の厳格化によって既存のグループのメールが届かなくなるなどの混乱を防ぐため、
Google側で自動的に以下の判定・移行が行われます。

 設定が[いいえ]なのに、実は外部メンバーが紛れ込んでいるグループ 

自動的に「外部グループ」へと再分類され、
現在の外部メンバーの所属は維持されます。

ただし、今後のセキュリティを考慮し、
「新しく外部メンバーを追加できるのは特権管理者のみ」
(一般ユーザーは追加不可)という安全な設定に自動構成されます。

 設定が[いいえ]で、実際に外部メンバーが一人もいないグループ 

そのまま「内部グループ」として厳格化され、
今後は外部メンバーを一切追加できなくなります。

たとえ、グループ設定を「外部メンバーを許可する」にチェックを入れても
セキュリティ強化のための仕様変更となっているため、
オーナーではメンバー追加ができません。


さて、いかがだったでしょうか。
自由に行き来できれば楽なのですが、ビジネスのセキュリティにおいては
そうした「なんとなくの出入り」が思わぬ情報漏洩につながってしまいます。

今回のGoogleグループの厳格化は、一見すると少し不便に思えるかもしれません。
しかし、大切な会社の情報や、社外のパートナーとの信頼関係を守るための
セキュリティが導入されたのだと捉えてみてください。

「うちのグループの設定はどうなっているかな?」と気になった方は、
ぜひこの機会に一度、グループの設定画面やメンバーリストをチェックしてみてください!

2026年6月23日

【Apps調査隊】メールブロック回避術について調査してみた!

 Apps調査隊 の小金澤です!

皆様、普段ネットのサービスにログインするとき、
メールで「認証コード(数字のパスワード)」が送られてくることってありますよね。

あのメールを待っている時間って、
「勝手に迷惑メールフォルダに振り分けられてないよね!?」とドキドキしませんか?
メールボックスを何度も更新してしまった経験がある方も多いのではないでしょうか。

実はビジネスの世界でも、これと同じように
「送ったはずのメールが相手に届かない(ブロックされてしまう)」
という問題が年々 セキュリティに対してハードルが高くなっている昨今、
メールを送信できなかった事例が増えてきています。

今回は、ユーザー・管理者側で今すぐできる「メールブロックの回避術」を
分かりやすく解説していきます!



送信エラーメールのお問い合わせをいただく際、
いただく件数が多いのが添付ファイルありメールです。

どのようなファイルがブロックされてしまうのかについては
下記のヘルプページをご参考ください。

この、添付ファイルありメールを安全に相手に届ける(または受信する)ために、
ユーザー個人でできるおすすめの方法は2つあります。

 1. 添付ファイルを圧縮して送る 

ヘルプページ内に掲載されている拡張子の資料を相手方に送る前に、
圧縮(ZIP化)してメールに添付していただければ、
そのまま送るよりブロックされる確率を下げることができます。

==== 注意 ====
パスワード付きのZIPファイルは Googleが中身を検査できないため
逆にブロックの対象になりやすいです。
===========

 2. GoogleドライブやBox等の共有ストレージを利用 

該当資料を共有ストレージにアップロードし、
その「リンク(URL)」をメールに記載して共有する方法です。

結局 この方法が一番メールが返送されるリスクが低く、かつ安全です!


次に、管理者側で実施する(組織的に行う)場合について
2つご紹介します。

 Ⅰ. 外部共有専用の共有ドライブ 

ただ、「外部共有を許可するのはちょっと...」という場合は
ユーザーがいない外部共有専用の組織部門を作成すれば解決です!

【手順1】共有ドライブの作成と外部共有専用にする組織部門の作成 
①外部共有専用にする共有ドライブを作成
 ※どのユーザーから作成しても問題ございません。

②次に、特権管理者アカウントで
 管理コンソール(admin.google.com)にログイン。

③管理画面の左メニュー内から ディレクトリ>組織部門 にて
 「組織部門を作成」をクリックし、外部共有専用にする組織部門を作成。


【手順2】外部共有専用の組織部門の共有設定 
①左メニュー内 アプリ>Google Workspace>ドライブとドキュメント
 の順に選択し、項目「共有設定」をクリック。

②手順1 で作成した外部共有専用の組織部門を左メニュー内から選択後、
 右画面内の項目「共有オプション」をクリックし
 『オン』にチェックを入れ『保存』してください。

【手順3】作成した共有ドライブの組織部門を変更 
①左メニュー内 アプリ>Google Workspace>ドライブとドキュメント
 に戻り、項目「共有ドライブの管理」をクリック。

②共有ドライブ一覧が表示されたら、該当共有ドライブにチェックを入れ
 「組織部門を変更」をクリック。

③手順1 で作成した組織部門を選択し『続行』、『移動』させます。

以上の設定により、該当の共有ドライブは外部専用の組織部門に割り当てられ、
こちらの共有ドライブに格納されているファイルは、外部共有が可能になります。

==== 注意 ====
マイドライブ内に格納されているファイルは共有ドライブへ移動しない限り、
許可したドメインでも外部共有の許可はされません。

加えて、共有ドライブ内にあるフォルダやファイルごとに
外部共有の許可・禁止の設定をすることはできません。
============

 Ⅱ. 受信メール設定 

「どうしてもこの取引先からの添付ファイル付きメールだけは受信したい!」
という場合に、管理者側で救済ルールを作る方法です。

==== 注意 ====
この設定は社内のセキュリティレベルを下げるリスクがあるため、
必ず「信頼できる特定の取引先」のみに限定して適用してください。

そして、本設定はあくまで迷惑メールと判定されにくくするためのものであり、
確実に判定を回避できるわけではございません。
============

【手順】
①管理コンソール(admin.google.com)にて
 アプリ>Google Workspace>Gmail>コンプライアンス を選択。

②その内の、項目「添付ファイルのコンプライアンス」の『設定』にて、
 以下の内容を選択していく。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
1. 影響を受けるメール:
 受信

2. 各メッセージで検索するコンテンツを表す表現を追加する:
 次の一部がメールに一致する場合

表現:
 ファイル形式;暗号化された圧縮ファイルとアーカイブ、
 暗号化されていない圧縮ファイルとアーカイブ

迷惑メール:
 このメッセージには迷惑メールフィルタを適用しない

A. アドレスリスト:
 この設定を特定のアドレスまたはドメインにのみ適用する

影響を受けるアカウントの種類:
 ユーザー
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
③設定完了後、右下の「保存」をクリック。



さて、いかがだったでしょうか。
「メールが送れませんでした」と英文のエラーメールが来た時は焦ってしまいますが、
出逢ってしまったら、送信メールをゆっくりと確認してみてください。

以上、メールブロック回避術についてご紹介しました!

2026年5月26日

【Apps調査隊】セカンダリドメインについて解説してみた!

Apps調査隊の小金澤です。

職場で「自分が昔なんて呼ばれていたか」という雑談で盛り上がったのですが、
皆様はどんな名前で呼ばれていましたか?

私は学生時代、苗字に「金」が入っていることから
特撮テレビドラマの怪獣の名前で呼ばれてました。

正直、守銭奴みたいで少し気に入らなかったのですが
今振り返ると呼びやすい「あだ名」だったのは間違いありません。

ただ、カジュアルすぎるのでフォーマルでも使えるような
自分にぴったりの「新しい呼び名」が欲しいところです。



さて、仕事の世界でも「あだ名(エイリアス)」は便利ですが、
時には「全く別の名前を持つ、もう一人の自分」が必要になることもあります。

今回はドメインエイリアス、メールエイリアスに続く
さらなる混乱要素「セカンダリドメイン」について紐解いていきます!

まず、それぞれの特徴を書き出してみました!

✼ ドメインエイリアス(全員強制): 

組織のドメイン全体に一括で「別名」を付与する機能です。
メインのドメイン「main.com」に所属する全員に
自動的にドメイン「alias.com」という別名がセットで付与されます。
特定の人だけ といった割り振りはできません。

メールエイリアス(選べる):

ユーザーごとに特定の人へアドレスを付与することができます。
メールエイリアスは「@の前(好きな文字列) + 組織のドメイン」で構成されます。

例)メインアドレス:ninja@main.com

  ドメインエイリアス:ninja@alias.com

  メールエイリアス:info-shinobi@main.com

 セカンダリドメイン(選べる):

全く別のドメインをユーザーごとに自由に作成できます。
また、既存ユーザーのメインアドレスをセカンダリドメインに変更することも可能です。

例)メイン:ninja@main.com

  セカンダリドメイン:ninja@secondary.com


 ドメインエイリアスとセカンダリメインの違い 

どちらも新しいドメインを扱いますが、違いは「範囲」です。

ドメインエイリアス: 
既存のユーザーに「別の看板」を書き足すだけの機能です。
なので、アカウントは増えないため
Google Workspace側の追加料金なしでドメインを増やせます。

【例】
1人の人間が2つのスマートフォンを持つようなものです。
クラウドの利用料(ライセンス料)は1人分で済みますが、
通信費(ドメイン維持費)は台数分かかります。

セカンダリドメイン: 
「もう一人の自分(または別人)」として独立したアカウントを作る機能です。
なので、1人ずつ自由に作成・ドメイン変更が可能です。

新しくユーザーを作る場合は、その分だけ「座席代(ライセンス料)」が必要になります。
※エディション(プラン)は基本的にはメインと同じになりますが、
 設定によって上位プランなどと混在させることも可能です。

【例】
「1つの土地(同じ契約管理画面)のなかに、2つの独立した世帯がある」
というシチュエーションです。

親の家と子の家、それぞれ独立した建物(ドメイン)があるので、
2つ分の維持費がかかります。
そして人数分の住民税(ライセンス料)もかかります。
※同じ敷地内の家に引っ越す場合は人数(ライセンス数)が変わらないので料金も変わりません。


 メールエイリアスとセカンダリドメインの違い 

どちらも個別に設定できますが、違いは「中身(箱)」です。

メールエイリアス: 「1つの引き出し」にラベルを2枚貼るだけ。中身は共有。
またドメインエイリアスと同様、メールエイリアスは無料(1つの契約のまま)です。

セカンダリドメイン: 「新しい机と引き出し」をもう1セット用意する。中身は独立。



さて、さらなる混乱要素「セカンダリドメイン」はいかがだったでしょうか。
仕組みさえ分かってしまえば、ただ「ドメインを増やす」だけでなく、
「コストを抑えるか、独立性を取るか」という戦略的な使い分けができるようになります。

自分の組織にはどの「エイリアス」や「ドメイン」が最適なのか。
迷ったときは、この記事の「看板」や「引き出し」の例えを思い出してみてください!

次回もお楽しみに!

2026年5月11日

【Apps調査隊】ドメインエイリアスとメールエイリアスについて調査してみた!

 Apps調査隊の小金澤です!

皆様、GW はいかがお過ごしだったでしょうか。
インフラを支えてくださっていた方、サービス業の方は本当にお疲れさまでした!

休み期間中、
ある時は「家族の一員」として、ある時は「一人の趣味人」として……といった具合に
場面に合わせて「別の顔」を使い分けていた方も多いのではないでしょうか。

実はITの世界にも、そんな「別の顔」をスマートに使い分ける便利な機能があるんです。
今回は、知っていると仕事がグッと効率化する「エイリアス」について調査しました!


さて、まず エイリアス(Alias)とは
別名、通称、仮名、またの名を ...と 訳されます。

そして、システムにおける「エイリアス」とは
実体(アカウント)を増やさずに設定できる「別名」や「別の看板」のことです。

ユーザーを新しく作成しないため追加料金なしで利用でき、
主に以下の2つで使用できます。

1. ドメインエイリス(組織全別名)

組織のドメイン全体に一括で別名を付与する機能です。

例えば「@main.com」の組織に「@alias.com」を追加すると、
所属する全員に自動で新ドメインの別名アドレスが付与されます。

そして、どちらの宛先に送られたメールも、一つの同じ受信トレイに届きます。
また、「ninja@main.com」と「ninja@alias.com」を切り替えて送信が可能です。

※Gmail 側で少しだけ設定が必要です。

ただし、あくまで「あだ名」であるため ドメインエイリアスではログインできません。
ログイン時は 必ず 元の本名アドレスを使用する必要があります。


2. メールエイリアス(個別の別名)

ユーザーアカウントを新規作成せず、
特定のユーザーに対して「別の看板」を掲げる機能です。

端的に言うと、
管理者が「ninja さんに だけ アドレスをもう一個作ってあげよう!」
と設定するものです。

ドメインエイリアスが「@の後ろ(ドメイン)」を変えるものだったのに対し、
メールエイリアスは「@の前(好きな文字列) + 組織のドメイン」で構成されます。

例)メインアドレス:ninja@main.com
  メールエイリアス:info-sinobi@main.com
  ドメインエイリアス:ninja@alias.com

また、メインアドレスを変更した際に、
旧アドレスが自動でメールエイリアスとして残るのも便利なポイントです。
アドレスを変えても、古い方に届いたメールを逃さず受け取れます。


さて、いかがだったでしょうか。

エイリアス(Alias)という言葉は聞き慣れないかもしれませんが、
「中身は同じ一人の人間が、役割に合わせて名刺を使い分ける」機能です。
これならコストを抑えつつ、相手に合わせてスマートに自分を表現できますね。

そして次回は、さらなる混乱要素「セカンダリドメイン」について
解説していこうと思います!

「エイリアスと何が違うの?」という疑問の答えは、次回の記事で詳しく解説します。
それでは、次回もお楽しみに!

2026年2月24日

【Apps調査隊】2026年3月から導入される Google ドライブの権限について調査してみた!

 Apps調査隊の小金澤です。

2月ももう終盤となり、段々と鼻がむずがゆく感じる季節になってきました。
本格的なシーズンを前に、今年はどう対策しようかと頭を悩ませている今日この頃です。


さて今回は Google から通知された

2026 年 3 月より開始される Google ドライブの権限の移行に備えてください

について掘り下げていきます。


まず、こちらは 2026年3月より、Google ドライブにおいて、
親フォルダよりも厳格なアクセス制限設定への自動移行が開始される通知です。

これまでは、親フォルダの権限設定と、
アイテム単位で設定された個別のアクセス制限が複雑に絡み合うケースがありました。

しかし、2026年3月移行後からは
Google ドライブのユーザー同士の共有が簡素化し、
ファイル類の管理者(オーナー)は意図しない権限の継承を防げるようになります。


>>>変更のな要点 

 スケジュール 
2025年2月より機能の利用が可能となり、2026年3月に自動移行が順次開始されます。

 自動移行の対象 

親フォルダの権限を継承せず、各ファイルに厳しい制限が適用されます。


 ユーザーへの影響 
親フォルダの権限が変わっても、制限をかけた中身のファイルには影響しません。
特定のファイルだけを見せないという個別ルールが、全体のルールより強くなります。

また、「編集者が勝手に他の人と共有できる設定」が自動でオンになることはありません。
知らないうちにファイルが広まるのを防げます。

ファイルを誰かと共有するときの画面(共有ダイアログ)が、
「誰に権限があるか」「制限がかかっているか」が一目で見て分かるデザインになります。

次は、詳しく見ていきましょう!

>>>推奨される対応策と監査方法 

2026年3月の切り替えに向けて、
自分のファイルがどうなっているか今のうちに確認しておくのがオススメです。

 各ユーザーが確認すること 
自分が持っているファイルの中で、
「制限付き」になっているものを探して設定をチェックしましょう。

Google ドライブの検索窓に以下のコマンドを貼り付けて検索してみてください。
「自分が持ち主(オーナー)で、アクセス制限がかかっているファイル」だけを
絞り込めます!

is:limitedaccess owner:me


 大事なファイルの「中身」をチェックする 
Google ドライブ(drive.google.com)にて、
ファイルを選択し ⋮(縦三点リーダ)をクリックします。

共有>共有>歯車アイコン の順に選択していきます。

チェックボックス「編集者は権限を変更して共有できます」にて、
勝手に他の人に広められたくない場合は、このチェックをオフにします。


 管理者が確認すること 
管理コンソール(admin.google.com)の
レポート>監査と調査>ドライブのログイベント にて
フィルタを以下のように設定して検索します。

アクター:[次に一致] Google システム

イベント:[次に一致] 継承された権限を無効にしました

※アクターが「Google システム」となっているものは、
ユーザーが個別にフォルダ制限をしたのではなく、
今回の変更でシステムにより自動でアクセス制限が行われたことを示します。


 その他 
BigQuery を利用されているユーザー様は
ラベル ID「qGQg9dSvvceLEYMNhq3K8oZiUJ5lxgcy32iAahX0PIJ6sv3mNLxb」を使い、
移行されたアイテムを特定できます。



さて、いかがだったでしょうか。
今回の変更は、これまでの複雑な権限の絡み合いを解き、
より直感的に「誰が見られるのか」を整理するチャンスでもあります。

この、一見複雑そうに見える Google ドライブの権限移行 の解読を
ぜひ今回のブログを活用して読み解いていければ幸いです!

2025年6月2日

【Apps調査隊】 デバイスを紛失したときの対応について調査してみた!

Apps調査隊の小金澤です。

皆様は物を失くした際、どれくらい粘りますか?

少しスピリチュアルなお話になりますが、
私はおみくじで毎回のように失せ物が ”見つからない” と記載されているので
気持ちが満足するまで探します。

そして、探していたような・ないようなと曖昧な気持ちになってから
発見することが多いです。


さて、今回のテーマはデバイスを紛失した際の対応についてです。
Google では使用端末(Android)を遠隔で端末がどこにあるのか確認ができ
かつ自身のアカウントをそのデバイスから削除できます。

まず、紛失した端末を地図上で見てみましょう!

 ※注意※ 
端末の位置情報がオン、かつオンラインである必要があります。

無くしていない端末から自身の Google アカウントで
検索ハブ にログインします。

注意事項に「同意」し端末を探します。

位置情報が判明したら次のような画面になります。

なお、こちらの画面で音を鳴らして見つけたり、
デバイスをロックしたり、初期状態にすることができます。

デバイスを初期状態にリセット

こちらを実施後は端末が工場出荷状態になり、検索ハブ も利用できなくなります。


次はアカウントワイプの紹介です。
アカウントワイプとは、
端末内に保存されているデータを遠隔操作で消去することです。

なお、ブロックされていない端末(PC)からは
最終更新のデータを確認できました!

こちらのアカウントワイプは、
ご自身で行っていただく方法と特権管理者が行う方法があります。

アカウントをワイプ・一般ユーザー

 ご自身で行っていただく方法ですが、
まず Google アカウントへログインします。

左のメニューから「セキュリティ」を選択し、
その中から「すべてのデバイスを管理」をクリックします。
該当のデバイスをクリックし「ログアウト」を選択すれば完了です。

なお、隣の「デバイスを探す」は
デバイスを探す手順を案内してくれるもので
前述の『検索ハブ 』とは別物になります。


アカウントをワイプ・管理ユーザー

管理コンソール にログインし、
 [デバイス] > [モバイルとエンドポイント] > [デバイス] の順に移動します。

組織内のユーザーがログイン(同期)した端末一覧が表示されます。
なお、フィルターでユーザーや端末などと振り分けできますので、
紛失した端末を簡単に見つけられます。

該当端末にカーソルを合わせると、︙(三点リーダ)が表示されます。
こちらをクリックし、 [アカウントをワイプ] を選択すれば完了です。

ワイプ後は、ステータスが [アカウントをワイプ中] に変更されます。



さて、いかがだったでしょうか。

検索ハブのデバイスを保護やアカウントワイプは
端末内に過去記録が残ってしまうので
端末のロックを突破されれば危ういですが、
検索ハブのデバイスを初期状態にリセットは安心要素が高いと思います。


ぜひ皆様もご活用ください!

2025年4月30日

【Apps調査隊】2段階認証について調査してみた!

Apps調査隊の小金澤です。

今年の4月はバタバタ、ゴールデンウィークは出社しては休暇な暦であったため
正直ブログが間に合うか心配でした。何とかなってよかったです。

わたくしのゴールデンウィークは小旅行に行ってきました。
第3次産業の方々には頭が上がらない休日でもありました。

皆様はどのようなゴールデンウィークを過ごされましたでしょうか。



さて昨今、Google のセキュリティ意識が高まっておりますが
少々油断していると面倒事に陥ってしまっていると存じます。

そのような状況下にならないために今回は設定方法について解説していきます。


まず、2段階認証とは? をご説明いたしますと、
ログイン時にパスワード入力の他に本人確認を行う手段です。

例えば、電話番号やメールアドレスに通知が届いたり、
指紋や顔で認証を行ったり...

これらの2段階認証は、必ずユーザーに実施してほしい時など
管理者側で設定するよう通知ができます。

https://support.google.com/a/answer/9176657?hl=ja&sjid=15837956806490662901-NC

上記に加えて、セキュリティキー(物理的な認証デバイス)や
2段階認証プロセス 兼 再設定用の電話番号・メールアドレスが設定できます。

通知であるため、設定を後回しにしてログインできますが
いつもと違う行動をすれば2段階認証が発動しますので注意です。
(普段とは違う端末でログインなど)


次にユーザー側で設定する2段階認証プロセスですが、
管理者側で設定できる2点に加えて、
認証システム、バックアップコードが設定できます。

バックアップコードはユーザー側で
2段階認証プロセスを有効化しないと生成ができません。

ついては、管理コンソールでも生成はできますが
ユーザー側での対応がまず必要です。
https://support.google.com/a/answer/175197?hl=ja



さて、いかがだったでしょうか。
パスワードを入れた後にもうひと手間は若干おっくうですが、
これらを設定することにより突然ログインができなくなった!という事態を
防ぐことができます。

ぜひ、導入のご検討ください!

2024年10月8日

【Apps調査隊】ウェブ上 Google サービスのセッション期間について調査してみた

Apps調査隊 の小金澤です。

2weekコンタクトレンズのストックがなくなったので、
前々から考えていたメガネの買い替えも済まそうと近々眼科に行く予定です。

メガネといえば、調光レンズのものを持っているのですが
レンズが紫のためか周りから結構注目を浴びる気がします。
(すれ違う人とよく目が合うような...)

地面や建物から反射する光がカラーレンズによって和らいで見えやすいし
それなりのお値段もしたので使い倒したいのですが
軟なメンタルではちょっと厳しいです。タフネス精神が欲しいところです。



さぁ、今回は Business Plus 以上から利用できる
Google サービスのセッション継続時間の設定をご紹介していきたいと思います!


まず、ウェブセッション継続時間とは
Web版 Gmail や Googleドキュメントを開いたまま
ちょっと席を立ったり、他のことをしたりする際に
一定時間で自動的にログアウトするか
または、その間もずっとログインした状態が続くかのことです。


例えば、
外勤の頻度が高い部署や共有端末などを使う従業員に対しては
セキュリティ保持のためセッション時間を短く設定し、
内勤者のユーザーに対しては
何度もパスワードを入力する手間がなくなるようにセッション時間を長くする
といったユーザーによって使い分けることができます。


ただ、やはり 注意 が必要です!
セッション継続時間を短くしすぎると
ユーザーが頻繁にログインする必要が生じ作業効率が低下する可能性があり
逆に、セッション継続時間を長すぎるとセキュリティリスクが
高まります。


さて、注意を踏まえたうえで手順に沿って
設定を行っていきましょう!


【手順】
① 特権管理者アカウントで
  管理コンソール(admin.google.com)にログインをします。

② メニュー(≡)より、セキュリティ > アクセスとデータ管理
  > Google セッションの管理 の順でアクセスをしていきます。

③ ウェブ セッション継続期間 にて
  1時間 〜 有効期限なし まで選択ができます。

※デフォルトはドメイン全体となっております。
 そのため、左側に各組織が表示されているので
 組織ごとにセッション継続時間を設定しましょう!

④ 保存を押し完了です



いかがだったでしょうか。
Business Plus 以上からではないと利用できないところが悔しいですが
アップグレードの検討が進んだのではないでしょうか。

Business Plus 以上をご利用の方でも
こちらの機能を知らなかった!という場合は、ぜひお使いください!

2024年5月20日

【Apps調査隊】再掲!2024年サードパーティ アプリ Google のログイン方法改変について

 Apps調査隊 の小金澤です。

6月が近づくと、大学時代に友人と長谷寺へアジサイを見に行ったことを思い出します。
とても綺麗で観光客が多かったです。
江ノ島水族館も楽しかったです。ここも観光客が多かったですが。


そんな6月ですが 15 日(土)に
ユーザーが各自の個人アカウントで安全性の低いアプリ(LSA)への
アクセスの有効 ・無効を切り替える許可ができなくなります。

▶ 安全性の低いアプリへのユーザーのアクセスを管理する


復習となりますが [前回:https://njc.bz/RRrLC]
OAuth  (オー オース) とは ユーザーの認証情報を共有することなく、
ユーザーに代わって他のアプリケーションがリソースにアクセスできるようにするための仕組みです。

もう少し詳しくいうと、ファーストパティ(Google アプリ) と
サードパーティアプリ(Google 関係外) が連携しようとした際に
その都度ユーザー許可を求めてくる認証を OAuth  認証といいます。


この OAuth  (オー オース) を導入する対応が一番ですが、
それに対応していないアプリを使用したい場合は、
アプリパスワードをご活用いただくこと が推奨されております。

▶ 参照:項目「アプリ パスワードを作成、使用する
https://support.google.com/accounts/answer/185833?hl=ja

【 例 】
OAuth に対応していない端末やアプリの設定にて、画像のように
生成した 16桁のパスワードを入力します。

 OAuth  (オー オース) の注意点 
もちろんのことながら
怪しいと思ったアプリについては、許可をしないようにしてください!

きちんと許可した情報がどのサービスへ渡されるのか、
許可した場合どのように連携されるのか、利用規約などを読み
理解してから許可しましょう。

一度認証したあとにオフにする方法は、
基本的に該当アプリの設定から行えますが
場所が見当たらない時は、そのアプリのヘルプから探してみましょう!



さて、いかがだったでしょうか。
Gmail のセキュリティも強化され、対応に追われてんやわんやと存じますが
使用アプリの OAuth  認証の確認も、恐縮ですがお願いします!

2023年6月6日

【Apps調査隊】メールのフィルタリング機能について調査してみた!〜メッセージヘッダー 編〜

 Apps調査隊の小金澤です。


前回のフィルタリングは、送信拒否についてご紹介しましたが

今回はメッセージヘッダーに注意書きを付けられる設定をご紹介します!



《《 IDが書かれたメールの件名に注意書きを入れる 》》ためには

次のように進めていきます



まず、管理コンソールにログインします。

そして アプリ>Google Workspace>Gmail の順に選択し、

項目「コンプライアンス」の

「コンテンツ コンプライアンス」で設定を行っていきます



右端にある設定を押し、ラベリングをする(説明を入力)。
今回は内部から外部へ送信した際に注意喚起をしたいため
「送信」にします。

内部間でも同様に
注意書きをつけたい場合は「内部-送信」にもチェックを入れましょう

設定が機能してほしいワードを
2.各メッセージで検索するコンテンツを表す表現を追加する に入れます

ここまでは だいたい前回と同様ですね。


3.上記の表現が一致する場合は、次の処理を行います にて
「メッセージを変更▼」を選択します。

「件名」に先頭に入れたい文字を入力し、
(反映まで時間を要するため)24時間おき、やっていきます


では次に検証を行っていきます!
taro@njc.co.jp から  hanako@netcoms.ne.jp へメールを送信します
いわば組織外にメールを送る構図ですね!

では hanako@netcoms.ne.jp の受信トレイを覗いてみますと・・・
taro@njc.co.jp で設定した 重要な内容 がきちんと付いてます

【after・hanako@netcoms.ne.jp の受信トレイ】

【before・taro@njc.co.jp の送信トレイ】


蛇足になりますが
数字を設定してしまうと電話番号にも
 重要な内容 が機能してしまうのかな?と検証したのですが


結果:そんな事なかったです


【設定:1215 画像:hanako@netcoms.ne.jp の受信トレイ】

xの部分を数字に変えても件名に 重要な内容 は付きませんでした


これで送信した相手にも
「重要な内容だから注意して!」と喚起ができます



フィルタリングの大まかな動作としては以上ですっ

ちなみに、ブログ内で使用したアカウントIDとパスワードは
Nord Security(リトアニアのセキュリティ企業)が発表した
2022年日本で使用された共通のパスワードです。

つまり、悪い人は知っている文字列ですので
フィルタリングする前に一度確認してみてはいかがでしょうか


2023年5月23日

【Apps調査隊】メールのフィルタリング機能について調査してみた!〜送信拒否 編〜

App調査隊の小金澤です。


わたくし事ですが、3月〜4月にかけて鼻がムズムズしてました。
来年くしゃみが止まらなくなったら
薬と空気清浄機を購入するか・・・と考えております。
お財布が今から痛がっています。

そんなこんなで
今回のテーマはメールのフィルタリングです


メールのフィルタリングというと
迷惑メールか、迷惑メール以外か。のイメージがあると思いますが
キーワードによってメッセージヘッダーを変えたり、
拒否をしたりできますっ

一例をご紹介していきます!
⇓ ⇓ ⇓ ⇓ 


設定していく動作としては、
パスワードが書かれたメールを送信できないようにする です。


まず、管理コンソールにログインします。
そして アプリ>Google Workspace>Gmail の順に選択していきます

項目「コンプライアンス」の
「コンテンツ コンプライアンス」で設定を行っていきます

右端にある設定を押し、ラベリングをする(説明を入力)

今回は内部からの情報漏えい防止の対策をしたいため
「内部-送信」にしましょう

そして、設定が機能してほしいワードを
2.各メッセージで検索するコンテンツを表す表現を追加する に入れる。


次の 3.上記の表現が一致する場合は、次の処理を行います では
メッセージを拒否 を選択します。
拒否通知をカスタマイズ では、拒否された理由を記入すればOKです

ひとまず、
受信者(from)が変更された場合にヘッダータグを追加できる
X-Gm-Original-To ヘッダーを追加 を選択します。


オプションを表示 の B. 影響を受けるアカウントの種類 で対象を選び寝かせます。
反映に最長24時間かかりますのでね。
 1日経過。。。

では早速、送ってみましょう!
こがねざわさん(@netcoms.ne.jp) → 太郎さん(@netcoms.ne.jp) へ送信しました。
しばらくして
こがねざわさん(@netcoms.ne.jp)の受信トレイを確認すると・・・

設定が反映されてました!
また、下へするロールすると詳細が記載されていますね!

このように設定を行えば
「パスワードをメールで送らないで!」と
呼びかけるよりも手っ取り早く防止できます。


いかがだったでしょうか。
拒否のほかにも検閲やメッセージヘッダーへ付加する方法があったりと
幅広く設定ができます!

次回は、メッセージヘッダーへ付加する方法を
ご紹介していきますので、どうぞご期待ください

ではまた次回っ