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2021年9月27日

【Apps調査隊】フォームについて調査せよ。

Apps調査隊の髙橋です。


先日、スプレッドシートとフォームが上手く紐付かないという現象が起こりました。

フォームの紐付けが出来なかったのはなぜだったのか、

実際に操作していきながら、注意点などを模索していきたいと思います。

また、あまりフォームなど使う機会がない私ですが、

便利だなと思ったものもご紹介したいと思います。


まずはじめにフォームとスプレッドシートを紐付けしていきます。

【操作手順】

まずはじめに、アプリの欄からフォームを開きます。


フォームの画面に飛ぶと、上に「新しいフォームを作成」とあるので用途に合わせて選択をします。

新規作成の画面に飛ぶと、下記画像のようになるのでここで入力してみます。

入力したら、上の回答をクリックするとスプレッドシートのマークが出てきます。


クリックしますと、「回答先の選択」とあり、新規スプレッドシートを選択します。

※今回は「検証1」とフォーム名を付けます。



スプレッドシートを見ますと、これで紐付けが完了しておりますので、

試しにこのスプレッドシートの上にある「フォーム」から「実際のフォームを開く」をクリックします。




そうしますと、先程の作ったフォームが開かれ表示されます。



これで、フォームとスプレッドシートの紐付けが完了です。


【なぜ紐付けされなかったのでしょうか】

では同じ内容のフォームを編集して作成する際、何に気をつければ良いか確認していきたいと思います。

紐付けの上手く行かなかった現象としては、既存のスプレッドシートに元々ペアになっていたフォームが紐付いたままだったことが関係しているのではと思います。

【このようなことが起こらないようにするには】

もし、同じ内容のフォームを新たにスプレッドシートに紐付ける場合は、

元のフォームをコピー(※コピーすると「〇〇のコピー」というように表示されるので目安に)して既存のスプレッドシートではなく、新しいスプレッドシートを選択して、完了致します。


※新しいスプレッドシートには「検証2」と入れます。

また、もし同じスプレッドシート内に新しいフォーム(※ここでは「検証2」)を入れる場合は

フォームから︙の中の「回答先を選択」をクリックして、「既存のスプレッドシート」をクリックします。

選択した、スプレットシートを開きますと画像のようにタブが追加されます。


また、「検証2」に紐づけていた検証2のスプレットシートは、

「検証1」のスプレットシートに移ったので紐付けが解除されます。

※紐付けが解除されるとフォームのアイコンが消えます。



基本、1フォームに1スプレットシートで紐付けと考えて、

フォームを新規作成したら新しいスプレットシートに都度紐付けをするのが

一番良い解決方法ではないかと思います。

【結果】

フォームをコピーするときの注意点は、コピーして新たに作成した時まっさらな新しいスプレッドシートに紐付けするように心がけてみてください。

これだけで、紐付けがうまく行かないということがなくなるのではないかと思います。

【プチ情報】 


フォームの作成の中で、上記の画像から操作ができるようになっています。

上のマークから説明致します。


上のマークは新しいタブの追加ができます。

2つ目はフォームをインポートできます。


インポートをすると、フォームの右側にどれをインポートするか選択欄が出るので
インポートしたいものをチェックしてください。

上から3つ目は、「タイトルと説明」を追加できます。

4つ目は「画像の挿入」ができます。

5つ目は、「動画の選択」ができます。

クリックしますと、ここでキーワードを入れて、追加ができます。

最後、6つ目は「セクションの追加」ができます。

新しく違う見出しを作って題名を新たに追加できます。


フォームの歯車マークから「テスト」をクリックして「テストにする」を選択すると
テスト形式にフォームを作成できます。
テストの機能もとても便利ですので、ぜひお試しください。


これらが、主な作成するにあたる機能です。

また、8月上旬に発表された機能ですが、記入途中の回答が自動で保存されるようになりました。

これで、途中でも消えて初めからになったり、保存のし忘れなど起こらないので安心ですね。



以上、フォームについてのご紹介でした。

2021年9月14日

【Apps調査隊】管理コンソールのあれこれについて調査せよ。

 Apps調査隊の髙橋です。


あっという間に9月に入りましたね。

涼しくなってきたと最近感じています。


さて今回は、管理コンソールで事象が起こった際の確認方法などを

ご紹介致します。

主に、作業などしていて起こりうるのがメールが届かないなどといった

メール関連のケースが多いです。

では、実際にメールが届いてないとなったときの、メールの確認方法に移ります。

【メールログ検索について】

1.管理コンソールを開きます。

2.管理コンソールの「レポート」を選択して頂きます。


3.「レポート」に飛ぶと「監査」から「メールログ検索」とありますのでアクセスします。


4.「日時:」のところで横のプルダウンから選んで頂きます。


その事象の起きた日にちを「範囲を指定」で選択します。

また、30日経ってしまっている場合は、「受信者」と「メッセージID」を入力します。

「メッセージID(メッセージヘッダー)」の取得の仕方は、事象の起きたメールの︙をクリックして「メッセージのソースを表示」を選択します。


5.「範囲を指定」しましたら、事象が起きたメールの

送信者と受信者を記入して、「検索」クリックします。

6.検索結果が表示されましたら、件名をクリックをすると「メッセージの詳細」が開けます。

ここで、メールがきちんと送受信されているか、確認ができます。

※検索結果の上限は、メール 1,000 件になります。

以上が、メールログ検索の方法になります。


【レポートについてプチ情報】

レポートをクリックしますと、「重要ポイント」という画面に飛ぶのですが、こちらの画面についてご紹介致します。

この画面は、ユーザーの情報などが書かれています。

よく確認すると思われるところは、「他のアカウントのステータス」

「使用中の保存容量」が主かと思います。

1.「他のアカウントのステータス」


このパネルには組織内のユーザー アカウントの全体的なステータスが表示され、アクティブ、停止中、アーカイブ済み、ブロック中のアカウントの割合が表示されます。

2.「使用中の保存容量」


このパネルでは、組織で利用可能な保存容量を確認できます。

今、組織全体ではどれくらい使っているのかなどは、ここで確認します。

3.「他のアプリでのユーザー アクティビティ」


このパネルでは、ドメインのユーザーによる Google Workspace コアサービスの利用状況を確認できます。

Gmail、ドライブ、Meet、ハングアウト、カレンダー、Classroomの週に 1 回以上ログインして操作など行ったユーザーの数がグラフに表示されます。

4.「外部と共有したファイルの数」


詳細を表示をクリックしますと、「アプリレポート」の「ドライブ」に飛びます。

このパネルでは、組織内外へのデータ漏洩リスクを確認できます。


【外部との共有数 】

選択した期間中に、ドメイン内のユーザーが外部と共有したファイルの数です。

1.公開 :一般公開されているファイルの数

2.リンクを知っている全員 :リンクを知っている全員が閲覧できるファイルの数

3.ドメイン外部 :ドメイン外の個人またはグループと明示的に共有されているファイルの数

 

【内部での共有数 】

選択した期間中に、ドメイン内のユーザーが共有したファイル、

または非公開にしたファイルの数です。

1.ドメイン内の全員との共有数 :ドメイン内の全員と共有されたファイルの数

2.ドメイン内のリンクを知っている全員との共有数 :ドメイン内のリンクを知っている全員と共有されたファイルの数

3.ドメイン内での共有数 :ドメイン内のユーザーまたはグループと明示的に共有されたファイルの数

4.非公開の共有数 :誰とも共有されていないファイルの数

以上がレポートについての主な紹介でした。

ぜひ、参考にして御覧ください。