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2020年3月24日

【Apps調査隊】スプレッドシートのフィルタについて調査せよ。


Apps調査隊の蟹江です。

スプレッドシートで、フィルタをかけるときに色で絞り込みできるようになりました。
ついに我々の求めていた機能が実装されて嬉しいので、今日はフィルタについて紹介していきたいと思います。


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1)フィルタの使い方
2)フィルタの活用方法
3)感想
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1)フィルタの使い方

■フィルタとは

スプレッドシートのフィルタとは、ほしい数値だけを抽出する機能のことです。
条件を指定し、それに該当するセルを抽出しソート(並べ替え)してくれます。

■フィルタのかけ方

例)「推薦図書」のセルに○が入っている行を抽出する。



まずは絞り込みたい項目を選択します。

スプレッドシートの右上にある、漏斗のボタンがフィルタボタンです。


フィルタボタンを押すとしましまの▼ボタンが現れます。


しましま▼をクリックして「値でフィルタ」の○にチェックを入れます。


OKを押せば完成!

例2)タイトルを並べ替える

今回はZ→Aの順で並べ替えます。

並べ替えたい範囲をすべて選択して


フィルタボタンをクリック。


「Z→Aで並べ替え」をクリック。

並べ替え完了!!

※注意!
一列だけフィルタをかけてしまうと、他の列はそのままで選択した列だけ入れ替わります。


小技)フィルタを保存しておく。


上記のフィルタと同じ条件で絞り込みを使う方は、このフィルタを保存しておくと
ワンクリックで呼び出せて便利です。


右上フィルタボタン横のメニューから、「フィルタ表示として保存」をクリック。


名前の「フィルタ1」部分は変更できるので、好きな名前をつけられます。


次回以降、フィルタボタン横のメニューに今作った条件のフィルタがリストアップされます。
これをクリックだけで同じフィルタをかけられます。


■新機能「色でフィルタ」
待ちに待った機能が実装されました。
ドメインによっては2020年3月23日から段階的に展開されていくので
まだの方はもうしばらくお待ちください。


2)フィルタの活用方法

■活用例

・新規アカウント作成時
全員のメールアドレスを管理しているスプレッドシートに、新たに増やしたい
アカウントを書いて該当の行に色をつけます。
→つけた色でフィルタをかければ、一瞬でどのアカウントを増やしたいか分かります。

・Googleフォーム回答ならチェックリストに
Googleフォームで取ったアンケートの回答スプレッドシートから
ある項目で「はい」を選んだ人を絞り込み、連絡することも簡単です。

3)感想

まさにチェックリストでの利用をしています。
ある手続きの申請をもらい、更新だけの時と注文数を減らす・増やすの操作が
発生する時があるため 絞り込んだリストを使いまとめて操作できるようになりました。
また、処理完了と未処理が混在していて(処理済は色をつけていました)
色フィルタが使えるようになったため処理済をいちいち非表示にしなくてもいい……!
楽なのにミスも減る最強の機能です。


以上、スプレッドシートのフィルタについてご紹介しました。

2020年3月10日

【Apps調査隊】リモートワークに使えそうなG Suiteの機能について調査せよ。

Apps調査隊の蟹江.zipです。

先月20日から急激にリモートワークが話題になりました。
自分の勤務先でいつ始まってもいいようにG Suiteのおさらいをしておきましょう。

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1)Hangouts Meetの使い方
2)Hangouts Meetの活用
3)Googleドライブもあるよ(おまけ)
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1)Hangouts Meet



概要はこちらの記事でご紹介した通りです。
今回はリモートワークでの活用方法として紹介いたします。


■用意するもの


・PC
・イヤホン
・マイク
・カメラ
なおお家のようすが写ってしまうので許されるなら最初からカメラをオフにしておくと
いいと思います。




■やり方〜主催編〜


なななんと、相手がG Suiteでなくても通話できちゃいます!!!!


①右上のこれをクリック

②アプリランチャーからMeetをクリック!


(主催は空白でいいですよ)

③カメラ、マイクの「許可」です!
オフは別のところでできるので許可してください。

④ユーザの追加or必要な情報をコピーをして
参加者を会議室に入れていきましょう。

「必要な情報をコピー」すると、このようなメッセージがコピーされます。
これを送れば、相手がG Suiteを使っていなくてもビデオ会議が可能です。

「ユーザを追加」


■参加後

左から、マイク、通話終了、カメラを操作できます。
クリックでマイク・カメラのオンオフを切り替えます。
画像ではカメラがオフになっています。

右下の「今すぐ表示」をクリックして自分のPC画面を相手に見てもらいましょう。
あなたの全画面→画面のすべて
ウィンドウ→見せたいウィンドウだけ指定して見てもらいます





2)Hangouts Meetの活用




■社内会議で使う

カレンダーから予定を登録する→「Hangouts Meetに参加」から会議室へ。




■議事録がとれる(限定機能!)


ビデオ会議の様子を録画できます。
あとから会議に参加していなかった人にも見てもらうことが可能です。
※G Suite Enterprise または G Suite Enterprise for Education


■最大参加人数は100人以上!


G Suite Basic・G Suite for Education → 100 人まで
G Suite Business →150 人まで

G Suite Enterprise・G Suite Enterprise for Education → 250 人まで!
全国一斉在宅勤務も夢じゃない。


■スマートフォンで参加できる


Hangouts Meetのアプリ版を使用すればスマートフォンからでも参加できます。
稼働させている機械のようすがおかしいが言葉で説明できない……そんなときに
スマートフォンのカメラを通して説明ができます。
見ている方もスクリーンショットをとり、編集すれば図で説明もできるので便利です。
※アプリ版のHangouts MeetとGoogleのアカウント(無償版OK)が必要です。


3)Googleドライブもあるよ


いままで何度もご紹介したように「ファイルを同時に開いて編集」できます。
同時に開けないとファイルを開いている人を探して声をかけなければいけませんが
その必要もないです。
さらに、今ほかの開いている人が誰かもわかるという。



昨今の疫病でGoogleさんがこのエンタープライズ限定機能を含めて

Hangouts Meetを無料公開してくれます!!
期間限定とはいえ、今使いたい機能なので是非ご活用していただけたらと思います。
サラリーマンが毎朝電車で圧縮されなくてもいい社会のために是非活用してください。
以上、リモートワークに使えそうなG Suiteの機能について紹介いたしました。