今回は「Googleデータエクスポート」についてご紹介いたします。
「Googleデータエクスポート」を利用すれば、メール、カレンダー、写真などのデータを書き出してダウンロードすることが簡単に行えます。 ダウンロードしたデータは記録用に保管したり、別サービスで使用したりすることができます。
※詳細はGoogleアカウントヘルプをご参考ください https://support.google.com/accounts/answer/3024190?hl=ja
1)ご利用可能なEdition: まずはじめに、以下URLにアクセスします。 https://www.google.com/settings/takeout
ダウンロード可能なサービス一覧が表示されますので、ダウンロードしたいデータのスライドをオンします。
・デフォルトでは全てがオンになっています。
・ログインしていない場合はログイン画面が表示されますので、ログインします
・Googleアカウント>コンテンツの管理>アーカイブを作成からもアクセスできます
2)対応しているサービスが表示されますので、ダウンロードが必要なサービスを選択します。
◆カレンダー-すべてか、任意のカレンダーを選択することができます
-形式を選択できません(iCalendar形式)
-出力するカレンダーを選択できます
◆Gmail
-形式を選択できません(mbox形式)
-ラベルを選択することができます
◆連絡先
-ファイル形式をカンマ区切り値(CSV)、vCard形式から選択できます
◆ドライブ
-過去のバージョンの選択
-ファイルとフォルダの選択
-各ファイルの形式を選択できます
◆ドキュメント
-PDF、リッチ テキスト(RTF)、OpenDocument テキスト、Microsoft Word、書式なしのテキストからいずれかを選択できます
◆ 描画図形
-PDF、JPEG画像、PNG画像、SVG(Scalable Vector Graphics) からいずれかを選択できます
◆フォーム
-PDF、Microsoft Excel、OpenDocumentスプレッドシートからいずれかを選択できます
◆ プレゼンテーション
-PDF、OpenDocumentプレゼンテーション、Microsoft PowerPoint、PNG画像、書式なしのテキストからいずれかを選択できます
◆ スプレッドシート
-PDF、Microsoft Excel、OpenDocumentスプレッドシート
◆ハングアウト
-出力する形式を選択できません(json形式)
-現時点では Chat 及び Meet のデータにつき、各ユーザーがダウンロードできない仕様です。(Vault をご利用いただける場合は、権限を保有しているアカウントの操作でダウンロード可能です。)
◆Keepの
-出力する形式を選択できません(HTML形式)
3)アーカイブを作成します。
ダウンロードするサービスのスライドがオンになっているか確認し、「次へ」をクリックします。形式、アーカイブのサイズ、配信方法を選択します。
「アーカイブを作成」ボタンをクリックします。
※データ量が多い場合には時間がかかると場合があります。 メールの「利用可能なアーカイブを見る」をクリックすると、以下の画面が表示されます。
メールで完了通知が届きます。
完了通知メールの「アーカイブをダウンロード」をクリックします。
名前をつけて任意の場所にダウンロードしたデータ保存します。
ダウンロードデータ作成時に選択したサービスのフォルダと、エラーのHTMLファイルが格納されています。 (ファイルのアイコン等の表示はPC環境によって異なります)
「エラー.html」には、取得できなかったファイル等の情報がありましたので確認しておきましょう。
5)以前作成したアーカイブを参照/ダウンロード
トップにある「アーカイブを管理」から、過去作成したアーカイブをダウンロードできます。
履歴の詳細も確認できます。
6)ダウンロードの形式について
「Gmail」フォルダにはmbox形式のファイルが格納されています。「カレンダー」フォルダにはiCalendar形式のファイルが格納されています。
「ドライブ」フォルダにはGoogleドライブに保存されたファイルが格納されています。
「ハングアウト」フォルダにはjson形式のファイルが格納されています。
「連絡先」フォルダにはvCard形式のファイルが格納されています。
※エクスポートできるファイルの種類などについては、以下のページを参照願います。
データのダウンロード
https://support.google.com/a/answer/100458?hl=ja