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2019年12月17日

【Apps調査隊】Google新サイトについて調査せよ。

Apps調査隊の蟹江です。

Google新サイトはご利用でしょうか。
社内の情報掲示板として使ったり、スライド代わりに使ったりと
シンプルな機能ならではの使い勝手で色々な使い方ができるあのサイトです。

最近この新サイトに新機能が追加されさらに充実してきましたので紹介します。

これは私が社内で作っているサイト


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1)サイト管理人に連絡できる機能
2)画像カルーセル、目次、ボタンの改善
3)バージョン履歴を表示する
4)新しいGoogleサイトにクラウド検索を埋め込みます
5)Googleサイトの最新の変更を確認可能に
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1)サイト管理人に連絡できる機能


サイトに関するフィードバックの提供や問い合わせを直接行えるようになりました。


左下のこれをクリックすると

更新情報の隣に連絡先リンクが!


サイト管理人にメールで送信されますが、管理人のメールアドレスは送信者に表示されません。




これによって
・サイト コンテンツの変更や追加のリクエスト
・古いコンテンツのハイライト表示
・リンク切れなどのエラーの報告
・特に役立つコンテンツや全般的な評価
・不明な点に関する問い合わせ

などをユーザから指摘してもらえるので、メンテナンスがとても楽になりました。

注: この機能は、G Suite ドメインで所有のサイトでのみご利用いただけます。一般ユーザーと G Suite を使っていない組織ではご利用いただけません。

フィードバックが送信されると、サイトのオーナーにメールが送信されます。

2)画像カルーセル、目次、ボタンの改善


下記のことができるようになりました。
・画像カルーセルの画像にキャプションを追加する
・画像カルーセルの遷移速度を設定する
・目次から見出しを隠す
・ボタンのさまざまなスタイルオプションから選択する

キャプションを追加する
任意の画像にカーソルを合わせ、「テキストを追加」ボタンをクリックして、「キャプションを追加」を選択します。

自動起動する画像カルーセルの移行速度を指定
[設定]> [移行速度]に移動し、ドロップダウンメニューからオプションを選択します。

目次から見出しを非表示にする
見出しにカーソルを合わせて[非表示]ボタンをクリックします。見出しは、公開サイトの表示から非表示になります。

 ボタンのスタイリングオプションの追加
ボタンには、塗りつぶし、アウトライン、テキストの3つのスタイリングオプションがあります。
デフォルトでは、新しく追加されたボタンが塗りつぶされますが、
ツールバーのドロップダウンを使用してボタンのスタイルを変更できます。

3)バージョン履歴を表示する


新しいGoogleサイトで作成されたサイトのバージョン履歴を追加し始めています。
2020年3月までに、新しく作成されたサイトのバージョン履歴が有効になる予定だそうです。
2020年末までに、ほとんどの既存のサイトでバージョン履歴が有効になります。
これにより
・サイトの以前のバージョンに戻す
・削除されたサイトコンテンツを復元する
・サイトに変更を加えた人の履歴を表示する
ことが可能になります。

4)新しいGoogleサイトにクラウド検索を埋め込みます


新しいGoogleサイトにCloud Search統合を追加しています。

右上に出るこれをクリック

検索ボックス出現!


サイト編集者は、サイト内検索をクラウド検索に置き換えるか、
常に開いているクラウド検索ボックスをサイト自体のヘッダー、本文、またはフッターに追加できるようになりました。
閲覧者はより強力な検索が可能になり、他のG Suiteコンテンツでコンテンツを見つけることができます。

検索結果は、新しいGoogleサイト自体から直接サイト閲覧者が利用できます。

計画的リリースドメインは2020年1月7日から段階的に展開されます。
※Cloud Searchが有効になっているG Suite BusinessおよびEnterpriseエディションで利用できます。

5)Googleサイトの最新の変更を確認可能に


新しいGoogleサイトに変更を公開する前に、現在公開されているサイトと、近日公開予定のドラフトサイトを注釈付きの並べて表示して比較できます。

変更は、注釈付きの横並びの視覚的比較で表示されます。
・各ページを最後に変更したのはいつですか
・追加、移動、または削除されたページ
・変更されたページのコンテンツとレイアウト
・フッターとタイトル、テーマ、ナビゲーションの変更など、サイト全体のその他の変更
より完全な情報があれば、自信を持ってコンテンツを公開するか、公開前にドラフトサイトに戻ってさらに修正を加えることができます。

計画的リリースドメインでは2019年1月14日から提供開始です。


いよいよ新サイトが強化されてきましたね。
より使いやすくなったGoogleサイトで、業務を効率化していきましょう。
以上、Google新サイトについてお伝えしました。

2019年12月2日

【Apps調査隊】G Suiteと無料版Gmailについて調査せよ。

Apps調査隊の蟹江です。

私用メールでGmailを使用している方も多いことと思います。
こちらは無料版ですが、アドレスを取得するだけで
スプレッドシートやスライド、ドキュメントだけでなくドライブ、フォーム、サイトまで使えてしまいますよね。
今回はG Suiteと無料アカウントとの違いをご紹介いたします。



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1)無料アカウントでできること
2)有料版「G Suite」のメリット
3)向いている人
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1)無料アカウントでできること

基本的に個人使用では無料で十分な機能が開放されています。

■Gmailを使用してメールでのやり取りができます。

通販でものを買うときに会員登録で使用したり、メールマガジンを受け取ったり
今ではほぼ使用しませんが友人とのやり取りが可能です。

■Googleドライブが使えます。

複数の端末で作業をしていたり、インターネットカフェで作業した文書を
ドライブにしまうことでどこでも操作が可能です。

■ソフトなしでドキュメント、スライド、スプレッドシートが使えます。

内部データが破損し、実家のPCにクリアインストールをかけた私を救った機能でした。
インターネットに接続さえすれば文書作成ができるので本当に便利です。
家に帰ってからも細部の修正ができ、これが無い生活は考えられない機能です。
※個人の感想です。

■keep、ハングアウト系、サイト、フォームなどが使えます。

スマートフォン版でも見やすいkeepは家族でのお買い物リストの共有に使用できます。
いつも「何か買わなきゃいけなかったんだ…」となるものを思いついた時共有して、
場所のリマインドをかけてメモを表示すると忘れないので便利です。
私はイベントの物販で友人と手分けして買うとき重宝しています。
また、サイトやフォームを使用できるのでサイトで自分の創作を発表
→フォームで感想をもらうという古き良き交流ができます。
詳しく聞きたいアンケートにもフォームが使えます。
ハングアウトmeetではカードゲームのオンライン対戦をしている人を見かけましたね。
※個人の感想です。



無料でこんな便利機能を開放してくれているGoogle社ってもはや何者なんでしょう…。
個人利用でもこんなに使い倒せますが、有料版にしたらどんなことができてしまうのでしょうか。

2)有料版「G Suite」のメリット

上記で紹介した無料機能はもちろん、有料版は下記のことができます。

■独自ドメインが取得できます。

ドメインとは、メールアドレスの@の後ろです。
無料版は「@gmail.com」のみです。
ドメインは信頼の証ですので、業務用のメールアドレスであれば
独自ドメインの取得をするほうが無難です。

■管理コンソールから権限一括制御できます。

人によって使えるアプリを制限できるようになります。

3)向いている人


■無料版でいい人

・個人的に使う人
こんないいアプリ無料で提供してくれるGoogleさんにむしろお布施したい。

■G Suiteが向いている人

・組織的に使用することを想定している人
管理コンソールから制限をかけられるため、統制が取れます。

・管理を外注したい人
販売店の管理コンソールから制御できる部分もあるため
一部操作を代行してもらうことができます。
弊社の場合はアドバイザリサービスというオプションの形で提供しております!

・共有サーバを使用している人
個人的に共有するだけでなく共有ドライブという概念があります。
猛暑でサーバダウンなんてまずないです。(社内サーバあるある)


社用でもプライベートでもGoogleの機能のヘビーユーザですが、
書き出して見るとあまりに便利ですね。

以上、G Suiteと無料版Gmailについて紹介しました。