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2026年8月3日

【Apps調査隊】データ復元について調査してみた!

Apps調査隊の小金澤です。

皆様は今年、花火を見に行かれましたでしょうか?
楽しかった思い出は写真や動画に残して、いつでも見返したいものですよね。

仕事で使う Google Workspace でも
「大切なファイルを間違えて消してしまった」
「退職したメンバーのアカウントを誤って削除してしまった」
...なんて事が起こっても組織で使う Google Workspace なら
管理者の操作でデータを元に戻せることがあります!

今回は管理者目線でできるデータの復元について、
ポイントをぎゅっとまとめてご紹介します。


Google Workspace では主に2つ、復元できるデータがございます。

 復元できる主なデータ 

>>> Google アカウント 

削除してしまったユーザーアカウント自体を復活させます。
そのアカウントに紐づいていた Google ドライブのファイル・フォルダ、
Gmail の送受信メール、Google カレンダーの予定なども一緒に復元されます。

ただし、アカウント削除時に
「他のアカウントへデータを移行(転送)」する操作を行った場合、
そのデータの所有権は移行先のアカウントへ完全に移ります。

そのため、元のアカウントを復元しても元のアカウント側には表示されません。

注意点: 
削除してから 20日以内に復元作業をしないと完全に消去されてしまいます。

>>> Google ドライブ(ファイル)

ゴミ箱からも消えてしまったファイルやフォルダを元に戻します。

注意点: 
削除したファイルはまずゴミ箱に入り、30日以内 であればユーザー自身で元に戻せます。
もしゴミ箱から消えてしまった場合でも、
その後 25日以内 であれば管理者が管理コンソールから復元作業を行うことで元に戻せます。

【ユーザー側のゴミ箱の様子】




ただし、特権管理者でも復元できないデータがございます。

 一度削除したら復元できないもの 

>> Google グループ 

グループを元に戻す機能(ゴミ箱や復元機能)は用意されていません。
誤って削除した場合は、グループを新規で作り直す必要があります。

>> カレンダー 

管理者による復元はできません。
ユーザー本人が「カレンダーのゴミ箱」から30日以内に復元する必要があります。

>> Google Keep 

管理者による復元はできません。
ユーザー本人が「Keepのゴミ箱」から7日以内に復元する必要があります。

>> Google Chat 

削除されたメッセージやスペース(チャットルーム)は
管理者であっても復元できません。


さて、いかがだったでしょうか。
仕事の中で「データを消しちゃったかも…!」という場面に遭遇すると、
一瞬ヒヤッとしてしまうものです。

ですが、あらかじめ復元できる期限(20日〜25日)を知っておけば
焦らず落ち着いて対応することができます。

みなさんの日々の業務が、よりスムーズで安心なものになることを応援しています!

2026年5月26日

【Apps調査隊】セカンダリドメインについて解説してみた!

Apps調査隊の小金澤です。

職場で「自分が昔なんて呼ばれていたか」という雑談で盛り上がったのですが、
皆様はどんな名前で呼ばれていましたか?

私は学生時代、苗字に「金」が入っていることから
特撮テレビドラマの怪獣の名前で呼ばれてました。

正直、守銭奴みたいで少し気に入らなかったのですが
今振り返ると呼びやすい「あだ名」だったのは間違いありません。

ただ、カジュアルすぎるのでフォーマルでも使えるような
自分にぴったりの「新しい呼び名」が欲しいところです。



さて、仕事の世界でも「あだ名(エイリアス)」は便利ですが、
時には「全く別の名前を持つ、もう一人の自分」が必要になることもあります。

今回はドメインエイリアス、メールエイリアスに続く
さらなる混乱要素「セカンダリドメイン」について紐解いていきます!

まず、それぞれの特徴を書き出してみました!

✼ ドメインエイリアス(全員強制): 

組織のドメイン全体に一括で「別名」を付与する機能です。
メインのドメイン「main.com」に所属する全員に
自動的にドメイン「alias.com」という別名がセットで付与されます。
特定の人だけ といった割り振りはできません。

✼ メールエイリアス(選べる):

ユーザーごとに特定の人へアドレスを付与することができます。
メールエイリアスは「@の前(好きな文字列) + 組織のドメイン」で構成されます。

例)メインアドレス:ninja@main.com

  ドメインエイリアス:ninja@alias.com

  メールエイリアス:info-shinobi@main.com

✼ セカンダリドメイン(選べる):

全く別のドメインをユーザーごとに自由に作成できます。
また、既存ユーザーのメインアドレスをセカンダリドメインに変更することも可能です。

例)メイン:ninja@main.com

  セカンダリドメイン:ninja@secondary.com


 ドメインエイリアスとセカンダリドメインの違い 

どちらも新しいドメインを扱いますが、違いは「範囲」です。

ドメインエイリアス: 
既存のユーザーに「別の看板」を書き足すだけの機能です。
なので、アカウントは増えないため
Google Workspace側の追加料金なしでドメインを増やせます。

【例】
1人の人間が2つのスマートフォンを持つようなものです。
クラウドの利用料(ライセンス料)は1人分で済みますが、
通信費(ドメイン維持費)は台数分かかります。

セカンダリドメイン: 
「もう一人の自分(または別人)」として独立したアカウントを作る機能です。
なので、1人ずつ自由に作成・ドメイン変更が可能です。

新しくユーザーを作る場合は、その分だけ「座席代(ライセンス料)」が必要になります。
※エディション(プラン)は基本的にはメインと同じになりますが、
 設定によって上位プランなどと混在させることも可能です。

【例】
「1つの土地(同じ契約管理画面)のなかに、2つの独立した世帯がある」
というシチュエーションです。

親の家と子の家、それぞれ独立した建物(ドメイン)があるので、
2つ分の維持費がかかります。
そして人数分の住民税(ライセンス料)もかかります。
※同じ敷地内の家に引っ越す場合は人数(ライセンス数)が変わらないので料金も変わりません。


 メールエイリアスとセカンダリドメインの違い 

どちらも個別に設定できますが、違いは「中身(箱)」です。

メールエイリアス: 「1つの引き出し」にラベルを2枚貼るだけ。中身は共有。
またドメインエイリアスと同様、メールエイリアスは無料(1つの契約のまま)です。

セカンダリドメイン: 「新しい机と引き出し」をもう1セット用意する。中身は独立。



さて、さらなる混乱要素「セカンダリドメイン」はいかがだったでしょうか。
仕組みさえ分かってしまえば、ただ「ドメインを増やす」だけでなく、
「コストを抑えるか、独立性を取るか」という戦略的な使い分けができるようになります。

自分の組織にはどの「エイリアス」や「ドメイン」が最適なのか。
迷ったときは、この記事の「看板」や「引き出し」の例えを思い出してみてください!

次回もお楽しみに!

2026年5月11日

【Apps調査隊】ドメインエイリアスとメールエイリアスについて調査してみた!

 Apps調査隊の小金澤です!

皆様、GW はいかがお過ごしだったでしょうか。
インフラを支えてくださっていた方、サービス業の方は本当にお疲れさまでした!

休み期間中、
ある時は「家族の一員」として、ある時は「一人の趣味人」として……といった具合に
場面に合わせて「別の顔」を使い分けていた方も多いのではないでしょうか。

実はITの世界にも、そんな「別の顔」をスマートに使い分ける便利な機能があるんです。
今回は、知っていると仕事がグッと効率化する「エイリアス」について調査しました!


さて、まず エイリアス(Alias)とは
別名、通称、仮名、またの名を ...と 訳されます。

そして、システムにおける「エイリアス」とは
実体(アカウント)を増やさずに設定できる「別名」や「別の看板」のことです。

ユーザーを新しく作成しないため追加料金なしで利用でき、
主に以下の2つで使用できます。

1. ドメインエイリアス(組織全体の別名)

組織のドメイン全体に一括で別名を付与する機能です。

例えば「@main.com」の組織に「@alias.com」を追加すると、
所属する全員に自動で新ドメインの別名アドレスが付与されます。

そして、どちらの宛先に送られたメールも、一つの同じ受信トレイに届きます。
また、「ninja@main.com」と「ninja@alias.com」を切り替えて送信が可能です。

※Gmail 側で少しだけ設定が必要です。

ただし、あくまで「あだ名」であるため ドメインエイリアスではログインできません。
ログイン時は 必ず 元の本名アドレスを使用する必要があります。


2. メールエイリアス(個別の別名)

ユーザーアカウントを新規作成せず、
特定のユーザーに対して「別の看板」を掲げる機能です。

端的に言うと、
管理者が「ninja さんに だけ アドレスをもう一個作ってあげよう!」
と設定するものです。

ドメインエイリアスが「@の後ろ(ドメイン)」を変えるものだったのに対し、
メールエイリアスは「@の前(好きな文字列) + 組織のドメイン」で構成されます。

例)メインアドレス:ninja@main.com
  メールエイリアス:info-sinobi@main.com
  ドメインエイリアス:ninja@alias.com

また、メインアドレスを変更した際に、
旧アドレスが自動でメールエイリアスとして残るのも便利なポイントです。
アドレスを変えても、古い方に届いたメールを逃さず受け取れます。


さて、いかがだったでしょうか。

エイリアス(Alias)という言葉は聞き慣れないかもしれませんが、
「中身は同じ一人の人間が、役割に合わせて名刺を使い分ける」機能です。
これならコストを抑えつつ、相手に合わせてスマートに自分を表現できますね。

そして次回は、さらなる混乱要素「セカンダリドメイン」について
解説していこうと思います!

「エイリアスと何が違うの?」という疑問の答えは、次回の記事で詳しく解説します。
それでは、次回もお楽しみに!

2025年3月10日

【Apps調査隊】削除ユーザーの Google アカウント取り扱いについて調査してみた!

Apps調査隊 の小金澤です。

3月が近づくにつれ気温が段々と春模様になったと思ったら
急に雪が振り始めて寒さが戻りましたね。

季節の変わり目は天候や気温が変化しやすいなんて言いますが、
衣替えが無に帰す対応すぎないかとどうしようもない文句を
空に向かって言ってしまいそうです。


さて、雪が降る天候ですが新年度が徐々に差し迫っておりますこの時期、
Google アカウントを削除したり追加したりの作業を行っているのではないでしょうか。

そこで今回は削除予定のユーザーアカウントに注目して
旧アカウントを新アカウントとして使用した場合のメリット・デメリットを発表していきます!


☆ Google アプリのデータ保持(メリット) 

まず「旧アカウントを新アカウントとして使用した」とは
既存アカウントに新しいユーザー名とメールアドレスを上書きした状態を指してます。

管理コンソール「ユーザーの更新」※1 にて、
ユーザー名やメールアドレスを変更した際に
該当ユーザーは新しいアドレスでアカウントにログインできるようになるのはもちろん、
以前のアドレスに関連付けられたメール、ファイル、データに引き続きアクセスできます。

※1 ユーザーのメールアドレスを変更する
項目「パターン 1: ユーザー名を変更する(アドレスの前半部分、@ の前のユーザー名)」参照

加えて、権限も継続して新ユーザーが使用できます!


☆ Google アプリのデータ保持(デメリット) 

ただし、予備のメールアドレスに旧メールアドレスが登録されるため
新しいアドレス宛てのメールも、古い(エイリアス)アドレス宛てのメールも、
ユーザーの同じ受信トレイに届きます。


☆ ログイン方法(デメリット) 

旧ユーザーがログインしていた環境(Wi-Fi, 端末...)と
新ユーザーのログイン環境が異なっている場合、
認証コードが旧メールアドレスに通知がいくことがあります。

その時は特権管理者側で「ログイン時の本人確認を10分間無効にする」をし、
ログイン後に該当ユーザー側で Google アカウント にて
電話番号や再設定用のメールアドレスを登録してください。


いかがだったでしょうか。
人の異動が多い時期だからこそ、手間を省けるところは省いていきたいですよね!

ぜひ、こちらのメリット・デメリットをご活用ください!

2023年9月12日

【Apps調査隊】Google グループの機能について調査してみた! 第2弾

 Apps調査隊の小金澤です。

前回に続き、Google グループについてご紹介していきます!
本編は補足的ボジションの機能について触れていきます


グループと言えば、友人たちと遊びに行く約束を取り付けるため
LINEグループを結成しているのですが、
会話に参加しなさすぎて「Twitterじゃないんだぞ?!」と以前ツッコミを入れられてしまいしました。
友人たちには悪いと思いつつ、今も変わらず流し見をしてしまっています。



さて、Google グループの機能となりますが
まずはこちら!

承認済み/保留中

こちらは、グループに受信されたメールを手動で振り分ける機能となります。

該当グループの[グループ設定]内にあります [メッセージの管理] にて
「メンバー以外のユーザーからのメッセージを管理」または「すべてのメッセージを管理」 を選択し完了です。


こちら、2つの項目の違いといたしましては、
グループ:いらい受付窓口 で見ていきましょう!


まず、「メンバー以外のユーザーからのメッセージを管理」を選択した場合は
このように、『保留』に格納されます。


メンバーからのメールは『承認済み』に振り分けられます。



なお、『保留』⇛『承認』へ移行する際はチェックマークを押します。

次に「すべてのメッセージを管理」を選択した場合ですが、
メンバーである・ないに関わらず『保留』に格納されます。


ラベリング

グループにメールが沢山届くと、何の要件かわからなくなってしまいますよね。
そんな時には「ラベル」機能が役立ちます

事前に [共有ラベル] > 「このグループで共有ラベルを有効にする」 に
チェックを入れます。


「グループ設定」の上部に「ラベル」が表示されますので
横の三点リーダーをクリックします。


ラベルを作成後は該当メールを開きラベリングしていきます。
割り当てるときは該当ラベルを選択後、「申請」を押します。



共同トレイ

受信したメールをメンバーに振り分ける機能となります。
項目 [追加の Google グループの機能を有効にする] > 「共同トレイ」  を
事前に選択します。



割り当ての方法としては、
該当メールを開き、上部で割り当てを行っていきます。


メンバーに割り当てる場合は
中央のマーク、「他のユーザーに割り当てる」をクリックします。
割り当てられたメンバーは通知を自身の受信トレイで受け取ることができます!



ファイルを添付できるユーザー

最後にこちらの機能についてですが、
指定されたメンバーはメールにファイルを添付できないものです。

〈 ファイル添付を許可されていない人 〉

〈 ファイル添付を許可されている人 〉

設定については、毎度のことながら「グループ設定」内です。


なお、こちらを設定してもグループ外の送信者には影響がないみたいです。



さて、紹介は以上となります。
Google は細かい気遣いが散りばめられていますので
紹介する身としては「嬉しいけど紹介しきれない!」と肩で息をしております。

他にも「この項目何???」と思われた方は、
まとめ一覧がございますのでこちらも併せてご確認ください!

▶ グループを作成し、グループ設定を選択する
※項目「詳細設定のリファレンス」をご参照ください。