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2025年3月10日

【Apps調査隊】削除ユーザーの Google アカウント取り扱いについて調査してみた!

Apps調査隊 の小金澤です。

3月が近づくにつれ気温が段々と春模様になったと思ったら
急に雪が振り始めて寒さが戻りましたね。

季節の変わり目は天候や気温が変化しやすいなんて言いますが、
衣替えが無に帰す対応すぎないかとどうしようもない文句を
空に向かって言ってしまいそうです。


さて、雪が降る天候ですが新年度が徐々に差し迫っておりますこの時期、
Google アカウントを削除したり追加したりの作業を行っているのではないでしょうか。

そこで今回は削除予定のユーザーアカウントに注目して
旧アカウントを新アカウントとして使用した場合のメリット・デメリットを発表していきます!


☆ Google アプリのデータ保持(メリット) 

まず「旧アカウントを新アカウントとして使用した」とは
既存アカウントに新しいユーザー名とメールアドレスを上書きした状態を指してます。

管理コンソール「ユーザーの更新」※1 にて、
ユーザー名やメールアドレスを変更した際に
該当ユーザーは新しいアドレスでアカウントにログインできるようになるのはもちろん、
以前のアドレスに関連付けられたメール、ファイル、データに引き続きアクセスできます。

※1 ユーザーのメールアドレスを変更する
項目「パターン 1: ユーザー名を変更する(アドレスの前半部分、@ の前のユーザー名)」参照

加えて、権限も継続して新ユーザーが使用できます!


☆ Google アプリのデータ保持(デメリット) 

ただし、予備のメールアドレスに旧メールアドレスが登録されるため
新しいアドレス宛てのメールも、古い(エイリアス)アドレス宛てのメールも、
ユーザーの同じ受信トレイに届きます。


☆ ログイン方法(デメリット) 

旧ユーザーがログインしていた環境(Wi-Fi, 端末...)と
新ユーザーのログイン環境が異なっている場合、
認証コードが旧メールアドレスに通知がいくことがあります。

その時は特権管理者側で「ログイン時の本人確認を10分間無効にする」をし、
ログイン後に該当ユーザー側で Google アカウント にて
電話番号や再設定用のメールアドレスを登録してください。


いかがだったでしょうか。
人の異動が多い時期だからこそ、手間を省けるところは省いていきたいですよね!

ぜひ、こちらのメリット・デメリットをご活用ください!