Apps調査隊の髙橋です。
あっという間に9月に入りましたね。
涼しくなってきたと最近感じています。
さて今回は、管理コンソールで事象が起こった際の確認方法などを
ご紹介致します。
主に、作業などしていて起こりうるのがメールが届かないなどといった
メール関連のケースが多いです。
では、実際にメールが届いてないとなったときの、メールの確認方法に移ります。
【メールログ検索について】
1.管理コンソールを開きます。
2.管理コンソールの「レポート」を選択して頂きます。
3.「レポート」に飛ぶと「監査」から「メールログ検索」とありますのでアクセスします。
4.「日時:」のところで横のプルダウンから選んで頂きます。
その事象の起きた日にちを「範囲を指定」で選択します。
また、30日経ってしまっている場合は、「受信者」と「メッセージID」を入力します。
「メッセージID(メッセージヘッダー)」の取得の仕方は、事象の起きたメールの︙をクリックして「メッセージのソースを表示」を選択します。
5.「範囲を指定」しましたら、事象が起きたメールの
送信者と受信者を記入して、「検索」クリックします。
6.検索結果が表示されましたら、件名をクリックをすると「メッセージの詳細」が開けます。
ここで、メールがきちんと送受信されているか、確認ができます。
※検索結果の上限は、メール 1,000 件になります。
以上が、メールログ検索の方法になります。
【レポートについてプチ情報】
レポートをクリックしますと、「重要ポイント」という画面に飛ぶのですが、こちらの画面についてご紹介致します。
この画面は、ユーザーの情報などが書かれています。
よく確認すると思われるところは、「他のアカウントのステータス」
「使用中の保存容量」が主かと思います。
1.「他のアカウントのステータス」
このパネルには組織内のユーザー アカウントの全体的なステータスが表示され、アクティブ、停止中、アーカイブ済み、ブロック中のアカウントの割合が表示されます。
2.「使用中の保存容量」
このパネルでは、組織で利用可能な保存容量を確認できます。
今、組織全体ではどれくらい使っているのかなどは、ここで確認します。
3.「他のアプリでのユーザー アクティビティ」
このパネルでは、ドメインのユーザーによる Google Workspace コアサービスの利用状況を確認できます。
Gmail、ドライブ、Meet、ハングアウト、カレンダー、Classroomの週に 1 回以上ログインして操作など行ったユーザーの数がグラフに表示されます。
4.「外部と共有したファイルの数」
詳細を表示をクリックしますと、「アプリレポート」の「ドライブ」に飛びます。
このパネルでは、組織内外へのデータ漏洩リスクを確認できます。
【外部との共有数 】
選択した期間中に、ドメイン内のユーザーが外部と共有したファイルの数です。
1.公開 :一般公開されているファイルの数
2.リンクを知っている全員 :リンクを知っている全員が閲覧できるファイルの数
3.ドメイン外部 :ドメイン外の個人またはグループと明示的に共有されているファイルの数
【内部での共有数 】
選択した期間中に、ドメイン内のユーザーが共有したファイル、
または非公開にしたファイルの数です。
1.ドメイン内の全員との共有数 :ドメイン内の全員と共有されたファイルの数
2.ドメイン内のリンクを知っている全員との共有数 :ドメイン内のリンクを知っている全員と共有されたファイルの数
3.ドメイン内での共有数 :ドメイン内のユーザーまたはグループと明示的に共有されたファイルの数
4.非公開の共有数 :誰とも共有されていないファイルの数
以上がレポートについての主な紹介でした。
ぜひ、参考にして御覧ください。