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2021年9月14日

【Apps調査隊】管理コンソールのあれこれについて調査せよ。

 Apps調査隊の髙橋です。


あっという間に9月に入りましたね。

涼しくなってきたと最近感じています。


さて今回は、管理コンソールで事象が起こった際の確認方法などを

ご紹介致します。

主に、作業などしていて起こりうるのがメールが届かないなどといった

メール関連のケースが多いです。

では、実際にメールが届いてないとなったときの、メールの確認方法に移ります。

【メールログ検索について】

1.管理コンソールを開きます。

2.管理コンソールの「レポート」を選択して頂きます。


3.「レポート」に飛ぶと「監査」から「メールログ検索」とありますのでアクセスします。


4.「日時:」のところで横のプルダウンから選んで頂きます。


その事象の起きた日にちを「範囲を指定」で選択します。

また、30日経ってしまっている場合は、「受信者」と「メッセージID」を入力します。

「メッセージID(メッセージヘッダー)」の取得の仕方は、事象の起きたメールの︙をクリックして「メッセージのソースを表示」を選択します。


5.「範囲を指定」しましたら、事象が起きたメールの

送信者と受信者を記入して、「検索」クリックします。

6.検索結果が表示されましたら、件名をクリックをすると「メッセージの詳細」が開けます。

ここで、メールがきちんと送受信されているか、確認ができます。

※検索結果の上限は、メール 1,000 件になります。

以上が、メールログ検索の方法になります。


【レポートについてプチ情報】

レポートをクリックしますと、「重要ポイント」という画面に飛ぶのですが、こちらの画面についてご紹介致します。

この画面は、ユーザーの情報などが書かれています。

よく確認すると思われるところは、「他のアカウントのステータス」

「使用中の保存容量」が主かと思います。

1.「他のアカウントのステータス」


このパネルには組織内のユーザー アカウントの全体的なステータスが表示され、アクティブ、停止中、アーカイブ済み、ブロック中のアカウントの割合が表示されます。

2.「使用中の保存容量」


このパネルでは、組織で利用可能な保存容量を確認できます。

今、組織全体ではどれくらい使っているのかなどは、ここで確認します。

3.「他のアプリでのユーザー アクティビティ」


このパネルでは、ドメインのユーザーによる Google Workspace コアサービスの利用状況を確認できます。

Gmail、ドライブ、Meet、ハングアウト、カレンダー、Classroomの週に 1 回以上ログインして操作など行ったユーザーの数がグラフに表示されます。

4.「外部と共有したファイルの数」


詳細を表示をクリックしますと、「アプリレポート」の「ドライブ」に飛びます。

このパネルでは、組織内外へのデータ漏洩リスクを確認できます。


【外部との共有数 】

選択した期間中に、ドメイン内のユーザーが外部と共有したファイルの数です。

1.公開 :一般公開されているファイルの数

2.リンクを知っている全員 :リンクを知っている全員が閲覧できるファイルの数

3.ドメイン外部 :ドメイン外の個人またはグループと明示的に共有されているファイルの数

 

【内部での共有数 】

選択した期間中に、ドメイン内のユーザーが共有したファイル、

または非公開にしたファイルの数です。

1.ドメイン内の全員との共有数 :ドメイン内の全員と共有されたファイルの数

2.ドメイン内のリンクを知っている全員との共有数 :ドメイン内のリンクを知っている全員と共有されたファイルの数

3.ドメイン内での共有数 :ドメイン内のユーザーまたはグループと明示的に共有されたファイルの数

4.非公開の共有数 :誰とも共有されていないファイルの数

以上がレポートについての主な紹介でした。

ぜひ、参考にして御覧ください。