Apps調査隊の小金澤です。
2月ももう終盤となり、段々と鼻がむずがゆく感じる季節になってきました。
本格的なシーズンを前に、今年はどう対策しようかと頭を悩ませている今日この頃です。
さて今回は Google から通知された
「2026 年 3 月より開始される Google ドライブの権限の移行に備えてください」
について掘り下げていきます。
まず、こちらは 2026年3月より、Google ドライブにおいて、
親フォルダよりも厳格なアクセス制限設定への自動移行が開始される通知です。
これまでは、親フォルダの権限設定と、
アイテム単位で設定された個別のアクセス制限が複雑に絡み合うケースがありました。
しかし、2026年3月移行後からは
Google ドライブのユーザー同士の共有が簡素化し、
ファイル類の管理者(オーナー)は意図しない権限の継承を防げるようになります。
>>>変更の主な要点
スケジュール
2025年2月より機能の利用が可能となり、2026年3月に自動移行が順次開始されます。
自動移行の対象
親フォルダの権限を継承せず、各ファイルに厳しい制限が適用されます。
ユーザーへの影響
親フォルダの権限が変わっても、制限をかけた中身のファイルには影響しません。
特定のファイルだけを見せないという個別ルールが、全体のルールより強くなります。
また、「編集者が勝手に他の人と共有できる設定」が自動でオンになることはありません。
知らないうちにファイルが広まるのを防げます。
ファイルを誰かと共有するときの画面(共有ダイアログ)が、
「誰に権限があるか」「制限がかかっているか」が一目で見て分かるデザインになります。
次は、詳しく見ていきましょう!
>>>推奨される対応策と監査方法
2026年3月の切り替えに向けて、
自分のファイルがどうなっているか今のうちに確認しておくのがオススメです。
各ユーザーが確認すること
自分が持っているファイルの中で、
「制限付き」になっているものを探して設定をチェックしましょう。
Google ドライブの検索窓に以下のコマンドを貼り付けて検索してみてください。
「自分が持ち主(オーナー)で、アクセス制限がかかっているファイル」だけを
絞り込めます!
is:limitedaccess owner:me
大事なファイルの「中身」をチェックする
Google ドライブ(drive.google.com)にて、
ファイルを選択し ⋮(縦三点リーダ)をクリックします。
共有>共有>歯車アイコン の順に選択していきます。
チェックボックス「編集者は権限を変更して共有できます」にて、
勝手に他の人に広められたくない場合は、このチェックをオフにします。
管理者が確認すること
管理コンソール(admin.google.com)の
レポート>監査と調査>ドライブのログイベント にて
フィルタを以下のように設定して検索します。
アクター:[次に一致] Google システム
イベント:[次に一致] 継承された権限を無効にしました
※アクターが「Google システム」となっているものは、
ユーザーが個別にフォルダ制限をしたのではなく、
今回の変更でシステムにより自動でアクセス制限が行われたことを示します。
その他
BigQuery を利用されているユーザー様は
ラベル ID「qGQg9dSvvceLEYMNhq3K8oZiUJ5lxgcy32iAahX0PIJ6sv3mNLxb」を使い、
移行されたアイテムを特定できます。
さて、いかがだったでしょうか。
今回の変更は、これまでの複雑な権限の絡み合いを解き、
より直感的に「誰が見られるのか」を整理するチャンスでもあります。
この、一見複雑そうに見える Google ドライブの権限移行 の解読を
ぜひ今回のブログを活用して読み解いていければ幸いです!



