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2020年7月7日

【Apps調査隊】強化されたコミュニケーションツールについて調査せよ。


Apps調査隊の蟹江です。

昨今のウイルスのせいか、Googleがコミュニケーションツールを充実させてきましたね。
今日はそれらについて紹介していきます。

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1.Currents
2.Google Chatの新機能
3.まとめ
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1.Currents

2020年7月6日に 一般提供が開始されたCurrentsについて紹介します。

Currentsとは?
Google+のリニューアルの位置づけで、G Suite ユーザー向け Google+ をアップグレードしたサービスです。

■今までG Suite ユーザー向け Google+を利用していた場合

7月6日以降は Currents からオプトアウトしたり Google+ に戻すことはできなくなります。
また提供開始後、組織のユーザーおよび Google+ の既存の全コンテンツが Currents に自動的に移行されます。
・移行中もダウンタイムは発生しませんので、継続してサービスをご利用いただけます。
・iOS および Android のモバイルアプリも Currents に移行され、Google+ のモバイルアプリはサポート対象外となります。
・組織で Google+ をご利用でない場合は、特にご対応は必要ありません。

■必要な対応

※特に必要な作業はございませんが、ユーザーの移行を円滑に進めるため、Google は次のような対応を推奨しています。
(1) iOS および Android の Google+ モバイルアプリを Currents にアップグレードするようユーザーに周知してください。
(2)新機能に関する情報を収集してユーザーに適切なサポートを提供できるように、エンドユーザー向けスタートガイドをご確認ください。

■できること

・社内でSNSのような使い方ができます。
役職に関わらず交流ができ、他のユーザからの意見をメールよりも見やすくまとめます。
簡単にコンテンツを作成でき、ユーザーは自分の投稿にタグを付けたり、関連するファイルや画像を添付したりすることができます。
投稿されたコンテンツに対して、他のユーザーはコメントの投稿、フィードバックの送信、質問を行えます。
また個々のユーザーは、自分の投稿の統計情報を追跡することもできます。

・社内のトレンドリサーチができる。
役割や関心に合わせた、有益でタイムリーなコンテンツが表示されます。
コンテンツへのアクセス権を与えることで、従業員と組織のつながりを維持し、
より多くの学習機会を生み出すことができます。
コンテンツは関連性の高い順、または時系列順に並べ替えることができます。

・あとから見返せる。 コンテンツは時間が経過しても Currents に残っているため、ユーザーは後からでもその内容を確認できます。
・検索しやすい。
タグやストリームを使用して、関心のあるコンテンツを簡単に見つけられます。

なんだかなつかしのSNSサイトっぽくていいですね。
リモートワークが推奨される今、満を持してリリースされるということは……!
とても期待できますね!


2.Google Chatの新機能

Google Chatの新機能は下記2点です。
・ドメインの違うユーザとのやり取りができる機能が実装されました。
・Gmailの横に出ていたhangoutがChat、Meetになりました。

■ドメイン外ユーザとのチャット



実は今までハングアウトではできてチャットではできない機能でした。
これで社外の人とのちょっとした会話や到着の連絡ができます。
使い方は社内と同じで、検索窓に相手のメールアドレスを入力するだけです。

しかし、チャットルーム作成時に聞かれる「組織外のユーザーの参加を許可する」
については現在作成後の修正はできないようですので気をつけてください。


■Gmailでのチャット


ChatとMeetがGmailの横に追加されました。




名前の▼を押すとメニューが出ます。
そこから通知やステータスのカスタマイズをして、使いやすくしましょう。


次々とよく知ったサービスが提供終了を迎えて、新しいサービスに切り替わっていきますね。
少し前にはWindows7もサポートを終了しました。
いくら使いやすくても、ずっと使っていくわけにはいかないので
なるべくなら早くからなれて行けるといいですね。

以上、最新版のGoogleコミュニケーションツールの紹介でした。