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2016年8月30日

【Apps調査隊】Gmail アカウントや Rediffmail アカウントのメールや連絡先も、ユーザー自身でインポートできるように!!

Apps調査隊の石田です。

今回調査していきたい機能は、Gmailのインポート機能です。
新しくなったインポート機能は、連絡先だけでなく別アカウントのメール内容もインポートできるようになりました。

新しいアカウントや別のアカウントにメールや連絡先を移行したい場合、1件1件移すのはとても大変です。
ですがこのインポート機能を使用する事により、簡単な操作で素早くメールの移行を行えます!

ではさっそくインポート方法を調査していきましょう。
まずはGmailのアカウントで調査していきます。

この機能を使用する為には、アカウントの管理者の設定が必要な為セキュリティ的にもしっかりしています。
管理者のアカウントで右上の「アプリ」ボタンから「管理」 ⇒ 「アプリ」 ⇒ 「Google Apps」 ⇒ 「Gmail」 ⇒ 「詳細設定」と進んで頂き、
「ユーザーメールのアップロード」にチェックを入れます。


ここからはインポートしたいアカウントの設定になります。
Gmailの右上にある「設定」ボタンをクリックし開きます。
開いた画面の「アカウントとインポート」タブをクリックします。
「メッセージと連絡先のインポート」欄の右側に「メッセージと連絡先のインポート」リンクがありますので、こちらをクリックします。


どのアカウントからインポートするか尋ねられますので、ここでインポートしたいアカウントのメールアドレスを入力し、「続行」ボタンをクリックします。


インポート方法の選択ができるので選択したい項目にチェックをいれてください。
ここで簡単にチェック項目の内容を見てみましょう。
「メールをインポート」チェックボックスはメールをインポートするかしないかの選択です。
「受信したメッセージのコピーをサーバーに残す」チェックボックスはサーバー上のメールをどうするかの選択です。(インポート元がGmailの場合このチェックボックスはチェックできません。)
「今後30日間の新着メールをインポートする」チェックボックスはメールのインポートを30日間続けるかどうかの選択です。
今回一回のみにしたい場合はチェックを外して下さい。


インポート開始の画面が出ますので、「OK」をクリックして画面を閉じてください。
(メールの量によってインポート時間が変わるようです。)


設定画面に戻ってくると「他のアカウントでメールを確認」欄に「メールの確認中」となっていてインポート元にメールがあるのかを確認後、メールのインポートが完了します。




ラベルやサブラベルの内容も一緒にインポートされるので、インポート後の再度整理する必要もありません。




ちなみに、このインポートはGmailだけでなくYahoo!メール等の別会社のアカウントでもできます。
画像はYahoo!の場合の物ですが、チェックボックス項目の数が違います。
インポート元のアドレスを取得した会社によりチェックボックスの数が変わるようです。(下記画像はYahoo!アカウントの場合です。)




Yahoo!メールの受信箱、個人フォルダーに格納されているメールは受信箱と個人フォルダーをラベルで分けた状態でインポートしてくれます。

調査した時感じた事は、自動でラベルを貼り付けてくれるのでインポートしたメールと元からあるメールに分けられ、
メールボックスの中身を整理されたままの状態で保てるので、とても便利だと感じました。
メールの移行をする機会がありましたら、ぜひご利用ください。