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2016年9月13日

【Apps調査隊】Google Apps Toolboxについて調査せよ! ~ ④Google ドライブのログ解析ツール編

Apps調査隊の石田です。

今回調査していく機能は、Google Apps Toolboxの中の機能の一つであるGoogle ドライブのログ解析ツールです。
以前にもGoogle Apps Toolboxの調査は行ってきましたが、今回は新しいログ解析ツールを調査していきます。

以前のGoogle Apps Toolboxの調査報告は以下にあります。
【Apps調査隊】Google Apps Toolboxについて調査せよ! ~ ①Browserinfo編
【Apps調査隊】Google Apps Toolboxについて調査せよ! ~ ②Messageheader編
【Apps調査隊】Google Apps Toolboxについて調査せよ! ~ ③Check MX・Encode/Decode・Log Analyzer編

MacやWindowsのGoogle ドライブを触っていて突然エラーが発生した事はありませんか?
なぜ発生したのかわからないけど、突如発生したエラーや頻繁に発生するエラー、
どちらにしてもなぜ発生したのか、気になりますよね!
そんな時に便利なのが、Google Apps Toolboxの中の機能の一つであるGoogle ドライブのログ解析ツールです。
こちらでエラーログを読み込む事により、発生時間やエラーの重要度等まで確認する事ができます。
更にフィルタ機能があるので、わざわざ最初から最後までを探す必要もありません。

では今回はWindowsを使用して順に調査していきましょう。




「ファイルを選択」ボタンをクリックすると、ファイル選択画面になるので使用したいファイルを選択し「開く」ボタンをクリックします。





すると解析ツール上でログファイルが開きます。
今のままだと重要度「INFO」の物ばかりでこの中から「ERROR」を探すのは大変です。




ここでフィルタが役立つのです!
いくつかフィルタリング項目がありますので、そこで探しているデータに合うように設定してください。
設定ができたら「フィルタを適用」ボタンをクリックしてください。




見事にフィルタがかかった状態でデータが表示されました。
探していたデータをクリックすると下部分に表示され、見やすくする事もできます。


既に報告されている問題のみなどの絞り込みもできます。

その他のツールにもエラーに関する便利なツールがあります。
「未配信の送信メッセージのトラブルシューティング」と「メッセージ遅延のトラブルシューティング」では、送信したメールが相手に届かないなどのお悩みを、送信した時の状況を元に対処方法を教えてくれます。
「Gmail の「エラー」のトラブルシューティング」では発生したエラーのコードを元に対処方法を教えてくれます。
「送信メッセージ返送のトラブルシューティング」では返送時のトラブルを、状況を元に対処方法を教えてくれます。
このようにトラブルも解決できるので、項目に当てはまる物があればこちらを利用する方が良いでしょう。

Google Apps Toolboxには便利なツールが揃っています。
今回、調査しましたGoogle ドライブのログ解析ツールですが、
フィルタ機能の重要性を感じるとともに、見やすく表示されているので問題の調査等の時間も短くなります。
特に管理者の方々には必須アイテムとなるのではなでしょうか?
ぜひログを確認することがありましたら使用してみてください。