G Suite 管理者用の新ツール:「G Suite Security Center」を導入する事で、組織データのセキュリティ管理を容易にできるようになりました。
※G Suite Enterprise のみが対象です。
セキュリティ センターを利用すると >>
1)ダッシュボードで、ユーザーや管理者がセキュリティを1箇所で確認できます。
2)セキュリティ診断(脆弱性検査)では、既存のセキュリティ状況を分析し、その改善方法を提供します。
それでは、詳しく見ていきましょう! >>
1)ダッシュボードで、ユーザーや管理者がセキュリティを 1箇所で確認できます。
⇨ ログイン方法:【管理コンソール > セキュリティ > ダッシュボード】

⇨メッセージ配信、迷惑メールフィルタなど各カテゴリーの数値を確認できます。
各枠ない右下の「レポートを表示」をクリックすると詳細を確認できます。

⇨詳細画面右下の「EXPORT SHEET」をクリックし、ドライブにグラフ(スプレッドシート)を保存可能です。

⇨「?マーク」をクリックすると解説ダイアログが表示されます。詳細を選択すると英語のヘルプセンターへ移動します。

⇨迷惑メールフィルター(タイミングの分類、トラフィックソース、分類、ドメイン、期間)をかけることで、組織内のユーザーを標的とする迷惑メールや不正なソフトウェアの状況などを細かく監視でき、フィッシングの対象となっているユーザーを可視化し、潜在的な攻撃に先回りして対策できます。
⇨その他、セキュリティ分析を行い、その脅威にフラグを付けたり、異常を検出しデータ漏洩を避けることができます。

2)セキュリティ診断(脆弱性検査)では、既存のセキュリティ状況を分析し、その改善方法(リコメンデーション)を提供します。
⇨ セキュリティ > セキュリティの状況を選択
⇨既存のセキュリティの状態を一覧で確認します。ステータス欄に概要とリスクの高い設定が適用された組織部門やドメイン情報が表示されます。

⇨フィルターをかけて細かくソートできます。

⇨各行の右端に「対処法ボタン」と「セキュアボタン」が配置されています。クリックすると、各項目の改善方法(リコメンデーション)を参考にでき、ユーザーやデータを保護に繋がります。


セキュリティセンターは既に全世界のG Suite Enterprise の管理者へ向けて展開されています。
セキュリティの状況ページでは、Google 管理コンソールのセキュリティ関連の設定をまとめて確認し、必要に応じて設定を変更することができます。詳細は下記URLからご参照ください。