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2024年9月10日

【Apps調査隊】共有ドライブについて調査してみた!

 Apps調査隊 の小金澤です。


最近の朝や夜の気温が25度前後になったことで
うだるような暑さから開放されて歓喜しておりますが、
台風の発生が季節がら多くなり業務量が増えて泣いております。

皆様も台風によって予定が狂わされて
何かと不自由があるかと思いますが、
災害に気をつけてどうぞお過ごしください。



さて、Business Starter ユーザー様のほとんどが
ストレージプールへ移行されたのではないでしょうか。

次のステップとしては「共有ドライブ」の導入となりますが、
今回は 共有アイテム と比べながらご紹介していきます。
(Business Starter ユーザー様以外の方もためになるかと思います!)


まず、共有ドライブとは
他ユーザーと共有するフォルダやファイル(共有アイテム)とは違い、
複数人のユーザーが複数のフォルダやファイルを同時に共有できる
チーム用ドライブのことです。


共有アイテムは、作成者が作成したフォルダのオーナーとなるのですが
反対に共有ドライブは、フォルダ作成者やそのメンバーが
”編集者” となりオーナーがいません。

【 共有アイテム 】
フォルダ自体とその中に入っているファイルは
オーナー編集者閲覧者 と分かれます。

【 共有ドライブ 】
共有ドライブ自体の権限の割り振りは
管理者コンテンツ管理者投稿者閲覧者 の4つに分かれます。

その中に保存されているファイルは 編集者閲覧者 の2つに分かれます。


また削除したあとの挙動についても両者異なります。

【 共有アイテム 】
作成者本人が消したらゴミ箱へ移動するが、
メンバーが削除したら作成者のマイドライブへ移動する。
復元方法は、作成者本人のデータ復元。

【 共有ドライブ 】
作成者に関係なく、各メンバーのゴミ箱に移動する。
ゴミ箱から消えてしまった場合は
管理コンソール(https://admin.google.com/)の
「ドライブとドキュメント」の『共有ドライブの管理』から復元を行います。

なお、「メンバーを管理」横にある「設定」をクリックすると
閲覧者にファイルのダウンロード、印刷、コピー について
許可する/しない の設定ができます!
※共有ドライブ自体からも設定可能です。


外部共有の範囲に関しては、どちらもドライブの設定に準じているため、
共有オプションを「許可したドメインのみ共有」に設定していると
許可したドメインの方としか共有ができない仕様です。

アプリ>Google Workspace>ドライブとドキュメント>共有設定



さて、いかがだったでしょうか。
共有アイテム、共有ドライブ どちらも響きが似ているし
外部に共有できる機能なので混乱するかと存じますが、
ぜひ、こちらを参考に使用してみてください!