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2025年9月22日

【Apps調査隊】Gemini アプリの機能「Canvas」について調査してみた!

Apps調査隊 の小金澤です。

前回少し説明をさせていただいた Gemini の Canvas について
ご紹介させていただきます!

まず、 Canvas とは
ドキュメント、アプリ、コードを作成したり編集したりできるツールです。

このツールを使って
自動でカロリー計算し、スプレッドシートに算出てくれる
食事記録コードを作ったり
行動シミュレーションゲームを作ったりして楽しかったです。

前々回でお話した Tokyo Chrome Showroom ツアー に参加した際は、
ガイドの方が作成した、端末のカメラと連携させるコードを組み込んだ人検知機能のツールを見せていただき、夜勤業務がある弊社で活用できるのではとワクワクしたのを覚えています。

※ Gemini が生成したイメージです。


では、実際にどのような手順で作成できるのか
お見せしていきます!

Gemini(gemini.google.com)を開き、プロンプト入力枠にある
「Canvas」をクリックします。

次にプロンプト入力枠に指示していきます。

「送信」ボタンを押し、少し待つと Gemini が頑張って作成してくれます。
そうして でき上がったのが下記です。


なお、こちらは プレビュー 画面なので
Web ページ上で起動させるために、その横にあるコードを
メモツールにコピー&ペーストしていきます。

ただ、この時メモツールにどう保存するのか詳しく書いていなかったので、
上記画面のまま質問をしました。
そして、ちゃんと回答してくれました。

プロンプト:Chromebook で HTMLファイル を保存する方法を教えてほしい。


今回は要望をひとつプロンプトで入力しただけですが、
〇〇機能をつけたい!」「XXXの箇所を■■■に変更したい」など
リクエストをプロンプトで送ると実現してくれます。

ただし、機能的に無理なものは無理と断ります。



さて、いかがだったでしょうか。

「コードが読めるエンジニアは不要になるのでは?」と、
そうお考えになる方もいらっしゃるかもしれません。
ただ、実際に何度か作成して使ってみたところ、今後も人の手は不可欠だと感じました。

Canvas で作成したツールが期待通りの動作をしなかったり、
エラーが出たりした時、
またセキュリティやパフォーマンスの問題を考慮する場面など
コードが複雑になるほど AI ではカバーできない部分が出てくると見ています。

大規模な運用ではまだ不十分ですが、
プログラミング経験のない方でも何かを形にする上では、
非常に役立つツールだと思います。

ぜひ、皆様も試してみてください!

2025年9月9日

【Apps調査隊】自動メモ作成について調査してみた!〜外部ユーザー編〜

 Apps調査隊の小金澤です。

前回に引き続き、自動メモ作成についてご紹介していきます。

2回連続、Business Standard以上で利用できる機能で
Business Starter の方々はあくびを我慢しているかと存じます。

そんなユーザー様に朗報です。
最後に Business Starter でも利用いただけるヒントがありますので、
ぜひ最後までご一読いただければ嬉しいです。


さて、本題である外部ユーザー(ドメイン外のユーザー)と
Meet をした際の挙動については、それぞれ次のようになります。

主催者:Business Standard以上のユーザー
ゲスト:Business Starter のユーザー

主催がBusiness Standard以上のユーザーのため、
Business Starter ユーザーの画面にも自動メモ生成のボタンと
Gemini 相談ボタンが表示されます。

ただし、Business Starter のユーザーは使用することはできません。

この会議中で作成されたメモは、
カレンダーの Meet だった場合はカレンダーに保存されます。

一方、Meet のリンクで参加をした場合は
主催者の Google ドライブ内のフォルダ「Meet Recordings」に保存され、
手動で共有する必要があります。


主催者:Business Standard以上のユーザー
ゲスト:Google アカウントを持たないユーザー

こちらも上記と同様、
Google アカウントを持たないユーザーの画面にも
2つのボタンが表示されます。

しかしながら、こちらの機能を使用できるのは
Business Standard以上のユーザーのみです。

カレンダーの予定からMeetを行った場合、
予定を送信したときと同じように
メールにて内容が変更された旨が通知され、ここから確認できます。

Meet のリンクで会議に参加した場合は
主催者のフォルダ「Meet Recordings」に保存されるため
共有されるまで中身を確認することはできません。


主催者:Business Starterのユーザー
ゲスト:Business Standard以上のユーザー

Business Starter は Gemini in Google Meet が使用できないため
自動メモ作成のボタンはないです。

ただし、Business Standard以上のユーザー画面内に
Gemini に相談ボタンはありますが機能しません。


結果、Business Standard以上のユーザーが主催であれば
自動メモ生成は使用できます!

なお、メモを停止させるにも
Business Standard以上のユーザーである必要があります。



さて、お待たせしました。
自動メモ作成ができない Business Starter ですが、
Gemini の Canvas を使ってツールを作成すれば、似たようなことができます!

Canvas とは
ドキュメント、アプリ、コードを作成したり編集したりできるツールです。

詳しい内容は、次回のブログで紹介していきますので
ぜひ、本ブログや前回ブログを読み込んで理想図を膨らませください!