Apps調査隊 の小金澤です。
前回少し説明をさせていただいた Gemini の Canvas について
ご紹介させていただきます!
まず、 Canvas とは
ドキュメント、アプリ、コードを作成したり編集したりできるツールです。
このツールを使って
自動でカロリー計算し、スプレッドシートに算出てくれる
食事記録コードを作ったり
行動シミュレーションゲームを作ったりして楽しかったです。
前々回でお話した Tokyo Chrome Showroom ツアー に参加した際は、
ガイドの方が作成した、端末のカメラと連携させるコードを組み込んだ人検知機能のツールを見せていただき、夜勤業務がある弊社で活用できるのではとワクワクしたのを覚えています。
※ Gemini が生成したイメージです。
では、実際にどのような手順で作成できるのか
お見せしていきます!
Gemini(gemini.google.com)を開き、プロンプト入力枠にある
「Canvas」をクリックします。
次にプロンプト入力枠に指示していきます。
「送信」ボタンを押し、少し待つと Gemini が頑張って作成してくれます。
そうして でき上がったのが下記です。
なお、こちらは プレビュー 画面なので
Web ページ上で起動させるために、その横にあるコードを
メモツールにコピー&ペーストしていきます。
ただ、この時メモツールにどう保存するのか詳しく書いていなかったので、
上記画面のまま質問をしました。
そして、ちゃんと回答してくれました。
今回は要望をひとつプロンプトで入力しただけですが、
「〇〇機能をつけたい!」「XXXの箇所を■■■に変更したい」など
リクエストをプロンプトで送ると実現してくれます。
ただし、機能的に無理なものは無理と断ります。
さて、いかがだったでしょうか。
「コードが読めるエンジニアは不要になるのでは?」と、
そうお考えになる方もいらっしゃるかもしれません。
ただ、実際に何度か作成して使ってみたところ、今後も人の手は不可欠だと感じました。
Canvas で作成したツールが期待通りの動作をしなかったり、
エラーが出たりした時、
またセキュリティやパフォーマンスの問題を考慮する場面など
コードが複雑になるほど AI ではカバーできない部分が出てくると見ています。
大規模な運用ではまだ不十分ですが、
プログラミング経験のない方でも何かを形にする上では、
非常に役立つツールだと思います。
ぜひ、皆様も試してみてください!