Apps調査隊の小金澤です。
さて早いもので、今回のブログが年内最後となりました。
この時期、ほとんどの出来事が年内最後になってきますが、
皆様は年内中に片付けなければならないことは、お済みでしょうか。
私は年明け後まで持ち越しそうな案件を抱えてます。
そんな最後を飾るのは、Google ドライブに導入された
「動画自動字幕生成」についてです。
Googleドライブに保存された動画コンテンツに対し、
AIが自動で字幕を生成する機能が実装されました。
日本語を含む27言語に対応し、
アップロードされた動画の言語を自動検出して字幕を生成します。
これにより、会議の録画や研修動画などの活用が
よりスムーズに行えるようになります。
字幕が付けられるようになり、以下2点が強化されます。
▶ アクセシビリティの向上
聴覚障がいのある方や音声を再生できない環境にいる方でも
動画内容を理解しやすくなります。
また、字幕が付くことで Google ドライブで検索した際、
検索結果に表示されやすくなります。
▶ 多言語対応と自動化
日本語を含む27言語に対応しており、
動画をアップロードすると言語を自動検出して字幕を作成してくれます。
自動で生成されたあとは、自身でテキストをダウンロードし
字幕トラックを追加する手間がありますが
他のアプリを使わず、Google ドライブひとつで できるのは
便利すぎると言わざるを得ないです!
基本的には動画のアップロード時に自動で字幕が生成されますが、
やはり日本語の字幕は改善の余地ありです。
英語の字幕より生成にかかる時間が長いうえに、
精度がもう一歩というところです。
ついては、時間に余裕をもって
手動で字幕を編集・作成する必要があります。
▶ 手動で字幕を追加
まず、自動で字幕を生成するには
Google ドライブにアップロードした動画を右クリック、
または ⋮(三点リーダ)をクリックします。
開いたメニューから
ファイル情報 >字幕トラックを管理 >自動で字幕を生成 を選択します。
展開した画面に 日本語(自動検出) と表示されます。
こちらが AI が生成してくれた字幕のテキストとなります。
なお、こちらをダウンロードすれば編集が可能ですので、
抜けている語句を入れたり、
表示されるタイミングをカスタマイズすることが可能です。
字幕を編集後、「+ 新しい字幕トラックを追加」からテキストを選択し
アップロードします。
アップロードした画面でも字幕を確認できますが、
Google ドライブにコンテンツとして表示されているところからも
画面右下にある CC をクリックすれば字幕が確認できます。
アップロードしたテキストファイルは、マイドライブ上に保存されます。
イチから作ることも可能です。
字幕として追加できるテキストファイルに指定がありますので、
ヘルプページを参照しながら作成ください。
▲動画ファイルに字幕トラックを追加する - Google ヘルプページ
【注意】
あくまで Google ドライブ上の機能であるため
他ツールで字幕を付ける場合は
都度、自動生成/編集したテキストファイルを読み込ませてください!
いかがだったでしょうか。
こちらの機能は、どのエディションでも使用できますが
Business Standard 以上ですと Google Meet の自動メモ作成と かけ合わせれば、
手軽に字幕を付けることができます!
ブログ記事:【Apps調査隊】自動メモ作成について調査してみた!
ぜひ様々な方法で字幕を付けてみてください!
どうぞ、体調にお気をつけて よいお年をお迎えください。
来年も Apps調査隊 をよろしくお願いいたします!





