Apps調査隊およびメールマガジン編集長のイバです。
三連投となりましたが、お付き合いくださいませ。
機密性も、なのですが、同一ファイルが複数存在することになり、非常に管理が煩雑、かつ、完全性が担保できなくなってしまう恐れもあります。
他社様とデータのやりとりをする際、相手がGoogle Workspaceなら共有は可能(制限をかけているケースもありますので管理者様に確認が必要)ですが、Googleアカウントをお持ちでない場合、結局、エクスポートして送付しなければならないです。
今回は、 Google Workspace Updateブログにも掲載された「Google Workspace Business Starter および Google Workspace Frontline で、Google アカウントを持たない相手との共同編集が可能に(ドライブ、ドキュメント、スプレッドシート、スライド、Google サイト)」をテストしてみました。
0.はじめに
まず、条件として、利用対象が限定されていますのでご注意ください。
また、この機能はGoogle管理コンソールにて設定が必要ですので、管理者ヘルプを御覧ください。
1.データを共有する(Google側)
今回はGoogle Workspace Business Plusのアカウントにてスプレッドシートを作成し、Microsoft Outlookメールユーザーに共有をかけてみます。
まずはいつもと同様に「共有」からOutlookメールアカウントを登録します。
2.共有を確認する(Outlook側)
共有される側(ここではOutlook側)のメールボックスに、共有された旨のメールが到着しました。
見てもらえるとおりに「You will need to verify your email every 7 days.(7日ごとにメールを確認する必要がある)」と書いていますので、編集期限はこのメールが届いてから7日間ということなのでしょうね。
3.スプレッドシートを開く(Outlook側)
このメールの「Open」をクリックすると、以下のようにメールアドレスの確認を指示されます。もちろん送信を押します。
このPINコードを入力すると、スプレッドシートが開いて編集が可能となりました。通常のGoogleスプレッドシート同様に、協働編集しているのが誰なのかが一目瞭然です。
4.共有権限を解除する(Google側)
共有権限を解除するのも、いつもと同様に「共有」からアカウントを削除します。削除した瞬間の、Outlook側では利用できなくなりました。
いかがでしたでしょうか。
データの「可用性」「完全制」「機密性」を担保するためにも、Google Workspaceの便利な機能を利用していきたいですね!