Apps調査隊の小金澤です。
前回はBusiness Starter 以上でないと使用できない機能をご紹介しましたが、
Business Starter でも使用できる一斉送信の方法はないかなと思い
探してみました。
近所の猫も知りたそうにしていたので
結論:似たような機能はあります。
Google カレンダーでも似たような機能がありましたので
予想通りでよかったです。
ちなみにその機能を利用するには
Google グループ を作成することが必要です!
さっそく機能諸々について見ていきましょう!
✎グループ作成
まず、Google グループ(https://groups.google.com/)にログインします。
左メニューに有る「+ グループ作成」を選択します。
グループ名等々 入力し終えましたら、作成したグループアドレスをクリックし
グループの詳細設定を行っていきます
✎投稿できるユーザー
その中で一番と言っていいほど重要な項目があります
ココ!
外部とやり取りをすることを想定している場合は
『投稿できるユーザー』を[ウェブ上のすべてのユーザー]に設定してください!
でないと外部ドメインの方は拒否をされてしまいます
なお、こちらがグレーアウトして変更できない場合は
特権管理者の方で管理コンソール上での設定をすれば解決します。
設定箇所は
『アプリ』>『Google Workspace』>『ビジネス向け Google グループ』
になります。
項目 [共有オプション] 内に
『グループオーナーは外部メンバーを許可できる』と
『グループオーナーは組織外からのメールの受信を許可できる』に
チェックを入れればやり取りができるようになります!
こちらにチェックを入れた状態のまま、オフを選択できるので
いつかに備えて操作できる状態にしておいた方が便利ですね
✎メッセージの管理
こちらはグループあてに来たメールを精査するための機能となっております。
なお、承認後「この問い合わせはこの人が対応!」という案件だった場合
メンバーに対し割り当てることができます。
✎追加の Google グループの機能を有効にする
設定の上部に鎮座しているこちらの項目を
[共同トレイ] に設定しますと、割り当てのボタンが表示されます。
割り当てられた方には、通知が Gmail の受信トレイに届くので
すぐに分かります!
✎カスタムの役割を変更できるユーザー
最後は、オーナーがメンバーに権限を割り当てる項目についてです。
なぜこちらを紹介したかといいいますと
権限がある方が退会しても変更できる対策が可能な箇所だからです!
権限がある方が退会したあとでも
特権管理者のアカウントで作業を行えば権限を割り当てたりできますが
こちらで設定すれば手間が省けます。
【権限が”メンバー”までの場合】
細かくカスタマイズできるので少々手間ではありますが
思い通りの動作がしやすいのではないでしょうか。
次回は、補足という感じでまた Google グループの機能について
ご紹介していきます
次回もお楽しみに!