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2025年5月20日

【Apps調査隊】 Google データエクスポートについて調査せよ

 Apps調査隊の小金澤です!

ゴールデンウィークが明け、事業が動き始めたためか
お問い合わせをいただくことが増えました。

皆様が Google Workspace を利用いただいていることが間接的に分かり
嬉しい限りではありますが、
その週は諸事情アリでワンオペで業務をこなしていたため、
ちょっと...大分......疲労を感じておりました。

皆様もご無理なさらず、お過ごしください。


今回は「Googleデータエクスポート」についてご紹介いたします。


こちらは何かといいますと
個人の Google アカウントからデータをエクスポートする方法です。
Gmailやカレンダー、フォトなどのデータを書き出して簡単にダウンロードが行えます。 

取得したデータは記録用に保管したり、別サービスで使用したりできます。


ちなみにエクスポートとダウンロードの違いは、

エクスポートとは、特定のフォーマットで外部にデータを出力することで、

ダウンロードとは、インターネット上のサイトなどからファイルをコピーすることです。

 


では、早速実施してみましょう! ①データをエクスポートしたいユーザーの Google アカウントにログインします。 ②「データとプライバシー」内にある「データのダウンロード、削除」の  『データのダウンロード』をクリックします。 ※リンク(https://www.google.com/settings/takeout)からも接続できます。 ③エクスポートできるサービスが一覧で表示されますので、必要なものにチェックを入れていきます。  選択を終えましたら「次のステップ」をクリックします。

④次は、エクスポート先や頻度、ファイルの形式とサイズがご自身の好きなように設定いただけます。  カスタマイズを終えられましたら「エクスポートを作成」をクリックします。 ※データの容量が多いとエクスポートに時間がかかります。

※完了しましたらちゃんと「完了」と表示されますので、それまでお待ちください。

⑤該当ユーザーの受信トレイに「エクスポートを完了しました」と通知がくるので、
 メール内にあるダウンロードボタンをクリックして、データを取得ください。 なおに2件通知が届きます。



作業手順は以上となりますが... 全員にデータ取得を許可するのは抵抗ありますよね? そんなときは、管理コンソールで一部のユーザーのみ許可することができます。 管理コンソール(admin.google.com)にログインをし、
セキュリティ<データ<Google データ エクスポート < Google データ エクスポートへのユーザー アクセス のプルダウンをクリックします。 項目「管理者が個別に制御できないサービス」のプルダウンを展開し、 『全員には許可しない』にチェックを入れます。

その画面のまま、データをダウンロードさせても良い組織部門を左メニュー内から選択をし、 「データ エクスポートの権限」で『許可』にチェックを入れ「オーバーライド」で保存します

※ ”その画面のまま” でないと組織部門別の画面にならないので注意です!

▲参考:Google データをダウンロードする方法 https://support.google.com/accounts/answer/3024190?hl=ja#zippy=


さて、ここで本当の「ご紹介が以上」となります!いかがだったでしょうか。

ユーザーを削除する場合は、カレンダーやドライブのみの譲渡となるので、
それ以外に渡したいデータがあれば、こちらを使用すると便利です!

ぜひご活用ください。