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2025年9月9日

【Apps調査隊】自動メモ作成について調査してみた!〜外部ユーザー編〜

 Apps調査隊の小金澤です。

前回に引き続き、自動メモ作成についてご紹介していきます。

2回連続、Business Standard以上で利用できる機能で
Business Starter の方々はあくびを我慢しているかと存じます。

そんなユーザー様に朗報です。
最後に Business Starter でも利用いただけるヒントがありますので、
ぜひ最後までご一読いただければ嬉しいです。


さて、本題である外部ユーザー(ドメイン外のユーザー)と
Meet をした際の挙動については、それぞれ次のようになります。

主催者:Business Standard以上のユーザー
ゲスト:Business Starter のユーザー

主催がBusiness Standard以上のユーザーのため、
Business Starter ユーザーの画面にも自動メモ生成のボタンと
Gemini 相談ボタンが表示されます。

ただし、Business Starter のユーザーは使用することはできません。

この会議中で作成されたメモは、
カレンダーの Meet だった場合はカレンダーに保存されます。

一方、Meet のリンクで参加をした場合は
主催者の Google ドライブ内のフォルダ「Meet Recordings」に保存され、
手動で共有する必要があります。


主催者:Business Standard以上のユーザー
ゲスト:Google アカウントを持たないユーザー

こちらも上記と同様、
Google アカウントを持たないユーザーの画面にも
2つのボタンが表示されます。

しかしながら、こちらの機能を使用できるのは
Business Standard以上のユーザーのみです。

カレンダーの予定からMeetを行った場合、
予定を送信したときと同じように
メールにて内容が変更された旨が通知され、ここから確認できます。

Meet のリンクで会議に参加した場合は
主催者のフォルダ「Meet Recordings」に保存されるため
共有されるまで中身を確認することはできません。


主催者:Business Starterのユーザー
ゲスト:Business Standard以上のユーザー

Business Starter は Gemini in Google Meet が使用できないため
自動メモ作成のボタンはないです。

ただし、Business Standard以上のユーザー画面内に
Gemini に相談ボタンはありますが機能しません。


結果、Business Standard以上のユーザーが主催であれば
自動メモ生成は使用できます!

なお、メモを停止させるにも
Business Standard以上のユーザーである必要があります。



さて、お待たせしました。
自動メモ作成ができない Business Starter ですが、
Gemini の Canvas を使ってツールを作成すれば、似たようなことができます!

Canvas とは
ドキュメント、アプリ、コードを作成したり編集したりできるツールです。

詳しい内容は、次回のブログで紹介していきますので
ぜひ、本ブログや前回ブログを読み込んで理想図を膨らませください!

2025年8月25日

【Apps調査隊】自動メモ作成について調査してみた!

Apps調査隊の小金澤です。
 
先日、販売店向けの特別ツアー「Tokyo Chrome Showroom ツアー」に参加してきました!
Google渋谷オフィスにお邪魔し、
社内見学や Chromebook Plus ・ ChromeOS Flex の体験、Geminiデモなど
学びの多いツアーでした。

Google Workspace は日頃から使っていますが、
あまり使用していなかった製品の知識を得られて、とても有意義な時間になりました。

社員食堂でいただいたランチも、写真を撮るのを忘れるほどおいしく、
おかわりまでしてしまいました。

ドロイド君

Androidのマスコットキャラとお菓子がコラボした人形


さて、今回ご紹介するのは
Gemini for Google Workspace のひとつである「自動メモ作成」についてです。

 注意 
こちらの機能は Business Standerd からご利用いただけます。
あらかじめご容赦ください。


まず、こちらの機能は Google Meet を起動した際に
好きなタイミングで、手動で開始できます。
並行して字幕を表示してくれます。

会議が終わりましたら、画面右上のペンマークをクリックし
メモを停止させます。

※自動メモの起動時間が短いと
「Gemini がメモを作成していません」と表示されますが
きちんとドキュメントは作成されております。

数分後に Google ドライブの マイドライブ 
フォルダ「Meet Recordings」が自動作成され、
その中に自動メモ(ドキュメント)が保存されます。

なお、停止ボタンを押さなくても
会議を終了するだけで自動的にメモが作られます。


作成されたメモは、
Google カレンダーから Meet を始めた場合は予定内に。
※原本は主催者の Google ドライブに保存されてます。

Google Chat や Google Meet から Meet を始めた場合は
主催者のGoogle ドライブに保存されます。
ただし、こちらは自分以外は閲覧できない状態であるため、
あとで共有する必要があります。


ここで気になるのが、メモが作成するために必要な秒数!


検証した結果、30秒でも話していればメモは作成されます。
ただし、ドキュメントや文字起こしは作成されますが、
内容の要約は情報が足りないとドキュメント内に記載されます。

なお、3分間ほど話したら要約を生成してくれました。



いかがだったでしょうか。
話を聞きながら資料を作るのは難しいと感じる人が多いと思います。
そちらのストレスが、この機能によって軽減されるのではないでしょうか。

また、言った言わないの水掛け論が発生しても
ドキュメント内、2つ目のタブに文字起こしが記録されていますので
見返すことができます。


次回は自動メモ作成機能が外部ユーザーとの Meet 時に
どの様になるかについてご紹介していきます。

お楽しみに!

2025年8月12日

【Apps調査隊】Gemini in Gmail の文章作成サポートについて調査してみた!

 Apps調査隊の小金澤です。

スーパーなどで、草で編まれた精霊馬が販売される様子を見かけて
久々のお墓参りを計画しています。

ところで最近、生まれ育った地域で精霊馬を見かけたことがない人がいると知り、驚きました。

調べたところ、地域差のほか宗派で作らないところがあるそうです。

それから「しょうりょうウマ」と読むのですね。
きゅうりの馬とナスの牛と言っていたので、全然気にしていなかったです。
ひとつ賢くなった今日この頃です。



さて皆様、
文書作成サポートはお使いいただいておりますでしょうか。

こちらは文字通り、メールの文章作成をサポートしてくれる機能です。
Gemini in Gmail にプロンプトを送信するとメールの文面を作成してくれます。

例えば、取り引き先に進捗状況を伺う際の文面を作成して欲しいとき、
こちらのボタンをクリック後、プロンプトを入力します。

お取引先へ進捗を確認する文面を作成してほしい。


 作成  をクリックし、少し待つと Gemini が生成してくれます。

 挿入  をクリックすると本文枠に文字が入ります。
※ただし、Gemini との会話も入ってしまうので必ず削除してから送信してください!

ちなみにもう一度、文書作成サポートボタンを押すと
選択肢が表示されます。

こちらは、生成した文面を違う言い方、
より良い言い方へ変換したい際に活躍します。

メッセージのブラッシュアップ

なお、本文枠へ挿入する前にもプルダウンとして表示されます。
こちらは「再作成」がありますので、何回でもリテイクしてくれます。

ブラッシュアップ


納得の文面が生成されましたら、
Gemini との会話の削除やカスタマイズ箇所、微調整を行っていただき
完成となります。


なお、「メッセージのブラッシュアップ」内にある
『推敲』をクリックしますと、自身で作成した文章を添削してくれます。

ただし、既存の文章の下に添削してくれた文章が入るため
文面が長いとその分、微調整箇所が長くなるので注意が必要です!


さて、いかがだったでしょうか。
メールの文章ってきちんと適切な表現ができているのか不安に思うことが多々あるかと思います。

けれども、AIサポートによってより良いものへ文章を変換してくれるのは
作業工程が減って他に尽力したいところへパワーを回せることができるのではないでしょうか。

ぜひ、活用してみてください!

2025年7月28日

【Apps調査隊】スプレッドシートのデータ入力について調査してみた!

 Apps調査隊の小金澤です。

蝉の声が聞こえない猛暑から蝉時雨の猛暑に移り変わりまして、
夏が来てしまったと私は絶望しております。

蝉が鳴くと暑いのがより暑く感じてしていたのですが、
調べてみると蝉の活動気温は高くても35度ほどで
それ以上になると暑すぎて鳴かないみたいです。

結局のところ、暑い時に蝉が鳴くから条件付けで
室内だろうが木陰だろうが暑苦しく感じている気がします。



さて、今回は
Google アプリで緑色を代表するスプレッドシート
データ入力機能について、3点ご紹介させていただきます!


データの入力規則 

スプレッドシート内に設定できるオリジナル条件のことを指します。
スプレッドシート上部のメニューバー内「データ」から設定ができます。

まず、セルの範囲を指定し上部のメニューバー内から「データ」を選択します。
項目「データの入力規則」を選択し「+ ルールを追加」していきます。

ここで条件を決めていきます。
条件は集合、日付、大なり小なり... とありますので、
その中から希望に沿う抽出条件を選択ください。

オリジナル条件から外れているデータがあった場合の対応は
警告または入力拒否のどちらかを指定できます。

オリジナルルールが作成できましたら  完了 を押して
終了となります。


範囲をランダム化 

セルの範囲を選択後に「データ」にて
『範囲をランダム化』を選択するのですが、
こちらは抽選や単語帳のシャッフル、サンプルを抽出等に活用いただけます。

サンプル抽出につきましては、大量のデータから一部を抜き出して分析する際に、
データ全体をランダム化してから先頭の行をサンプルとして使用することで、
無作為に、偏りのないサンプルを簡単に作成できます。

※表全体をランダム化してしまうと、まとめた結果もランダム化してしまうので
一部の行のみ別のセルへコピペし、実施ください!


ータの抽出 

半角@ を入力後、プルダウン内からデータを抽出したいテキストをクリックします。
スマートチップ表示されたテキストをクリックすると、「データを抽出」が表示されます。

こちらをクリック後、
右メニューから抽出したいデータのチェックボックスにチェックを入れます。
 解凍 をすると右隣のセルにデータが抽出されます。

使用例として、マニュアルをスプレッドシート内にまとめ、
抽出したいデータを作成日時や最終更新日に設定すれば
ひと目でどのマニュアルを見直せばよいのか分かります!


さて、いかがだったでしょうか。
様々な機能があるのにも関わらず、あっさりとした項目名のため
なかなか気づきにくい箇所だったと存じます。

これを機にぜひスプレッドシートを機能を触りまくってみてください!

2025年7月14日

【Apps調査隊】パソコン版 Google ドライブについて解説してみた!

 Apps調査隊の小金澤です。

連日猛暑が続きますが、皆様 体調はいかがでしょうか。
私はセミの声が聞こえない猛暑日を少し涼しく感じているこの頃です。

しかしながら、こうも暑いと思考がボンヤリとなりがちで
涼しい空間で徐々に意識を取り戻した際は
忘れ物や やることリストを思い出す日々です。

そんな、思考が混乱してしまう要素が共通している
パソコン版 Google ドライブについてご紹介していきます。
※Gemini in Google ドキュメントで生成された画像


まず、こちらを利用されない方へご説明しますと
Googleが提供する「Googleドライブ」を
WindowsやmacOSなどのパソコン上で直接利用できるようにする
アプリケーションのことです。

ウェブブラウザからアクセスする Google ドライブとは異なり、
エクスプローラーやFinderと連携して動作するのが大きな特徴です。

▲詳細:パソコン版ドライブをインストールする


さて、ディスプレイ画面からスムーズにアクセスできるこちらは
データの保存方法が ストリーミングミラーリング
2つ選択できます。

まず、1つ目のストリーミングは
ファイル全体をダウンロードせず、
必要な部分だけを一時的にデータをパソコンに読み込む機能です。
 
ただし、一部のデータを読み込んでいるため
オフラインでの作業をする場合は、事前に使用できるように設定する必要があります。


2つ目は、ミラーリングです。
こちらは、 Googleドライブのファイルをパソコンの指定したフォルダに
完全に同期します。
 
そのためオフラインでも使用できますが、
同期しているファイルの容量分、パソコンのストレージは消費されます。 


主要2つのデータ取り扱いについて理解したところで、
パソコン版 Google ドライブ内 共有ドライブの
役割(ロール)について案内していきます!
 
 管理者コンテンツ管理者投稿者閲覧者
役割(ロール)を割り当てることができますが、 
各々できることが異なるため注意が必要です。

個人的に喚起したいのは 投稿者 です。
こちらはファイルを追加・編集・共有できる役割(ロール)です。

コンテンツ管理者 や 管理者 のように
ファイルを作成・アップロード・編集はできません。

ブラウザ版ですと自分が割り当てられたロールを確認できます。
ですが、エクスプローラーからは
自分がどの権限が割り当てられているか不透明です。

できない作業があれば 一度、
ブラウザからご自身のロールをチェックしてみてください。


いかがだったでしょうか。
すでに導入されていた方々は再認識、
これから導入される方々は理解が深まったのではないでしょうか。

ご不明なことがありましたら、アドバイザリサービスまで
お気軽にお問い合わせください。

2025年7月1日

【Apps調査隊】情報整理の悩みを解決するツール「NotebookLM」を調査してみた!

 Apps調査隊の小金澤です。

日々の情報収集や学習、仕事で「情報が多すぎて整理できない」
「もっと効率的に知識を深めたい」と感じたことはありませんか?

そんなあなたに朗報です!

Googleが提供する「NotebookLM」は、
アップロードした資料を基にAIが情報整理、分析、そして新しいアイデアの創出を
強力にサポートしてくれるツールです。

「難しそう…」と思うかもしれませんが、ご安心ください。
この記事では NotebookLMをこれから始める方のために、
基本的な使い方から便利な機能、そして具体的な活用例までをわかりやすく解説します。

# NotebookLMを使いこなそう!

アップロードした資料を基に
AIが情報整理などをしてくれるツールの活用方法は主に4点あります。

・研究・論文執筆の効率化 
AIによる要約やキーポイント抽出で内容把握を短縮。

・学習と知識の定着 
教科書や参考書をデジタル化し、自分だけのインターネット上の情報倉庫を作成。

・個人情報のデータベース化とライフログ管理 
 旅行計画や記録、健康管理、個人的な目標設定と追跡などをログとして使用。

・セミナー・ワークショップの準備と振り返 
構成案作成や想定される質問をAIに投げかけ、回答を生成させることで
本番での応答能力を高める練習ができます。

新しいノートブックを作成する

デバイスで NotebookLM を開き「ノートブックを新規作成」を選択します。
資料がすでに揃っていればソースをアップロードします。

アップロードされたソースは、
AIが質問への回答やアクションを行う際の根拠となります。

各ノートブックは独立しており、
複数のノートブックの情報を同時にアクセスすることはできません。

〜 モバイルアプリをご利用の方へ 〜

NotebookLMの機能には、モバイルアプリでは一部制限が適用される場合があります。
詳細については、公式ヘルプ記事をご確認ください。

ソースをアップロードしたら、いよいよNotebookLMの強力な機能を活用してみましょう。

チャット機能でソースと対話 

NotebookLMのチャット機能は、
アップロードしたソース資料から抜粋や引用して AI プログラムへ質問したり、
指示を与えてアクションを行わせたりできる、まさに「あなたのための専門家」です。

回答に引用元が明記されるため、情報の正確性を簡単に確認できます。

 一般的なチャットAIとは異なり、
NotebookLMのチャット内容は基本的にセッションが終了すると
残らない仕様になっています。

しかし、チャットで得られた情報やAIの回答は、
「メモに保存」機能を使って残しておくことができます。

チャット機能でソースと対話

「Studio」パネルの『メモ』セクションで「メモを追加」を選択して、
新しいメモを作成できます。テキストを入力したり貼り付けたりすることが可能です。
上記で説明した、チャットでの回答を「メモに保存」することもできます。

また、選択したメモに対して
いくつかの変換アクションを実行できます。

【応用】メモをソースに変換
作成したメモを「ソース」に追加できます。
これにより、自身の考えやまとめを基にさらに質問をしたり、
情報を引き出したりできます。

マインドマップで視覚的に理解 

マインドマップは、ソース資料の全体像や主要テーマを視覚的に把握し、
アイデア間の関連性を見つけるのに最適なツールです。

資料の全体像と主要テーマを迅速に把握できるため、
概要をすばやく把握したいときや
さまざまなアイデアが互いにどのように関連しているかを視覚的に確認できるため、
考えを整理したいときに活用いただけます。

音声概要(ポッドキャスト)で耳から学ぶ 

アップロードしたソースの主要なトピックを AI ホストが議論し、
詳細な要約を提供してくれます。

また、カスタマイズ機能を使えば
特定のトピックに焦点を当てたり、専門性のレベルを調整できたりします。

** 重要 **
音声概要は、音声も含めAIによって生成されるため、
不正確な情報や音声の乱れが含まれる場合があります。
必ず内容を再確認してください。

# NotebookLMを使う上での注意点 

非常に便利なNotebookLMですが、使用する上でいくつか注意すべき点があります。

★情報の正確性は必ず再確認
NotebookLMはAIによって生成された情報を提供するため、
不正確な場合があることが明記されています。
特に重要な情報については、必ず元のソースを再確認するようにしましょう。

★著作権を遵守する
共有に必要な権利がない場合は、著作権で保護されたコンテンツを共有しないでください。Googleは明確な著作権侵害の申し立てに適切に対処し、繰り返しの侵害にはアカウント停止措置をとる場合があります。

★専門分野での使用制限
医療、法律、財務、その他の専門分野において使用しないでください。
これらのトピックに関するコンテンツは情報提供のみを目的としており、
資格を持つ専門家の助言に代わるものではありません。


いかがでしたでしょうか?
実は、今回作成した記事は ほぼ NotebookLM が考えてくれました。

NotebookLMが算出した内容を凝縮したり、
画像を入れる箇所を考えたりは手動で行いましたので
7割 AI(NotebookLM)、3割 人間 といったところです。

NotebookLM の可能性を感じた方は、ぜひ利用してみてください。

2025年6月17日

【Apps調査隊】Google Vids について調査してみた!

Apps調査隊の小金澤です。

6月上旬に大手ゲーム会社から新作ゲーム機が発売されましたが
現在、4回目の抽選に再応募をしています。

好きなゲームタイトルが出る前に購入しておきたいと思って抽選に参加したのですが、
こうも落選すると悔しいものですね。

動画サイトでレビュー動画を視聴したり、
弊社で当選した方の感想を聞いたりして夢を膨らますこの頃です。


今回は、Google の新しいAI動画作成ツール「Google Vids」について
ご紹介して参ります。

まず、Google Vids (ビズ)とは
どのような Google サービスなのかといいますと
AI機能を使って動画が作成できるツールです。

ついては、研修のための動画やプロモーションビデオといった場で
視聴してもらうコンテンツとして活用いただけます。


スライドを作成する点において類似している Googleスライド は、
ほぼ手動で作成し、自身のタイミングでスライドを進めるといった
ユーザー主体で利用するものであるため
会議での発表、講義など発表または共有するための資料作成として活用できます。

Google ビズ 


 Vids を使用するうえでの注意点 

Google が大々的に推している生成 AI 機能について、いくつか注意点があります。

まず、ここでいう生成 AI 機能とは
Gemini を基盤とし、動画の各シーンの提案と生成、
音声合成でのナレーションを指しております。

こちらは ウェブの言語を英語に設定 しないと使用できません。
加えて、音声合成のナレーションも英語のみ対応となっております。

日本語をアルファベットで入力してみましたが、
「この言語はサポートされていません」と使用できない旨の
ポップアップが表示されました。残念です。


なので、構成から作成まで AI に作業してもらいたい場合は、
AI 作成後に英語箇所を日本語に変換したほうが良いかもしれません。

▼ 言語を英語から日本語へ戻した画面での Google Vids

言語を英語から日本語へ戻した Google Vdis

なお、Business Starter 期間限定で
2026 年 5 月 31 日までこちらの生成AI 機能を利用できます。



さて、いかがだったでしょうか。
動画作成というと日々の勉強が物をいう作業と存じますが、
早急に作成しなければならないという時に
こちらのサービスは活きるのではないでしょうか。

ぜひ「動画を作成してみたいけど ....」という方、
Google Vids をご利用ください!

2025年6月2日

【Apps調査隊】 デバイスを紛失したときの対応について調査してみた!

Apps調査隊の小金澤です。

皆様は物を失くした際、どれくらい粘りますか?

少しスピリチュアルなお話になりますが、
私はおみくじで毎回のように失せ物が ”見つからない” と記載されているので
気持ちが満足するまで探します。

そして、探していたような・ないようなと曖昧な気持ちになってから
発見することが多いです。


さて、今回のテーマはデバイスを紛失した際の対応についてです。
Google では使用端末(Android)を遠隔で端末がどこにあるのか確認ができ
かつ自身のアカウントをそのデバイスから削除できます。

まず、紛失した端末を地図上で見てみましょう!

 ※注意※ 
端末の位置情報がオン、かつオンラインである必要があります。

無くしていない端末から自身の Google アカウントで
検索ハブ にログインします。

注意事項に「同意」し端末を探します。

位置情報が判明したら次のような画面になります。

なお、こちらの画面で音を鳴らして見つけたり、
デバイスをロックしたり、初期状態にすることができます。

デバイスを初期状態にリセット

こちらを実施後は端末が工場出荷状態になり、検索ハブ も利用できなくなります。


次はアカウントワイプの紹介です。
アカウントワイプとは、
端末内に保存されているデータを遠隔操作で消去することです。

なお、ブロックされていない端末(PC)からは
最終更新のデータを確認できました!

こちらのアカウントワイプは、
ご自身で行っていただく方法と特権管理者が行う方法があります。

アカウントをワイプ・一般ユーザー

 ご自身で行っていただく方法ですが、
まず Google アカウントへログインします。

左のメニューから「セキュリティ」を選択し、
その中から「すべてのデバイスを管理」をクリックします。
該当のデバイスをクリックし「ログアウト」を選択すれば完了です。

なお、隣の「デバイスを探す」は
デバイスを探す手順を案内してくれるもので
前述の『検索ハブ 』とは別物になります。


アカウントをワイプ・管理ユーザー

管理コンソール にログインし、
 [デバイス] > [モバイルとエンドポイント] > [デバイス] の順に移動します。

組織内のユーザーがログイン(同期)した端末一覧が表示されます。
なお、フィルターでユーザーや端末などと振り分けできますので、
紛失した端末を簡単に見つけられます。

該当端末にカーソルを合わせると、︙(三点リーダ)が表示されます。
こちらをクリックし、 [アカウントをワイプ] を選択すれば完了です。

ワイプ後は、ステータスが [アカウントをワイプ中] に変更されます。



さて、いかがだったでしょうか。

検索ハブのデバイスを保護やアカウントワイプは
端末内に過去記録が残ってしまうので
端末のロックを突破されれば危ういですが、
検索ハブのデバイスを初期状態にリセットは安心要素が高いと思います。


ぜひ皆様もご活用ください!

2025年5月20日

【Apps調査隊】 Google データエクスポートについて調査せよ

 Apps調査隊の小金澤です!

ゴールデンウィークが明け、事業が動き始めたためか
お問い合わせをいただくことが増えました。

皆様が Google Workspace を利用いただいていることが間接的に分かり
嬉しい限りではありますが、
その週は諸事情アリでワンオペで業務をこなしていたため、
ちょっと...大分......疲労を感じておりました。

皆様もご無理なさらず、お過ごしください。


今回は「Googleデータエクスポート」についてご紹介いたします。


こちらは何かといいますと
個人の Google アカウントからデータをエクスポートする方法です。
Gmailやカレンダー、フォトなどのデータを書き出して簡単にダウンロードが行えます。 

取得したデータは記録用に保管したり、別サービスで使用したりできます。


ちなみにエクスポートとダウンロードの違いは、

エクスポートとは、特定のフォーマットで外部にデータを出力することで、

ダウンロードとは、インターネット上のサイトなどからファイルをコピーすることです。

 


では、早速実施してみましょう! ①データをエクスポートしたいユーザーの Google アカウントにログインします。 ②「データとプライバシー」内にある「データのダウンロード、削除」の  『データのダウンロード』をクリックします。 ※リンク(https://www.google.com/settings/takeout)からも接続できます。 ③エクスポートできるサービスが一覧で表示されますので、必要なものにチェックを入れていきます。  選択を終えましたら「次のステップ」をクリックします。

④次は、エクスポート先や頻度、ファイルの形式とサイズがご自身の好きなように設定いただけます。  カスタマイズを終えられましたら「エクスポートを作成」をクリックします。 ※データの容量が多いとエクスポートに時間がかかります。

※完了しましたらちゃんと「完了」と表示されますので、それまでお待ちください。

⑤該当ユーザーの受信トレイに「エクスポートを完了しました」と通知がくるので、
 メール内にあるダウンロードボタンをクリックして、データを取得ください。 なおに2件通知が届きます。



作業手順は以上となりますが... 全員にデータ取得を許可するのは抵抗ありますよね? そんなときは、管理コンソールで一部のユーザーのみ許可することができます。 管理コンソール(admin.google.com)にログインをし、
セキュリティ<データ<Google データ エクスポート < Google データ エクスポートへのユーザー アクセス のプルダウンをクリックします。 項目「管理者が個別に制御できないサービス」のプルダウンを展開し、 『全員には許可しない』にチェックを入れます。

その画面のまま、データをダウンロードさせても良い組織部門を左メニュー内から選択をし、 「データ エクスポートの権限」で『許可』にチェックを入れ「オーバーライド」で保存します

※ ”その画面のまま” でないと組織部門別の画面にならないので注意です!

▲参考:Google データをダウンロードする方法 https://support.google.com/accounts/answer/3024190?hl=ja#zippy=


さて、ここで本当の「ご紹介が以上」となります!いかがだったでしょうか。

ユーザーを削除する場合は、カレンダーやドライブのみの譲渡となるので、
それ以外に渡したいデータがあれば、こちらを使用すると便利です!

ぜひご活用ください。

2025年4月30日

【Apps調査隊】2段階認証について調査してみた!

Apps調査隊の小金澤です。

今年の4月はバタバタ、ゴールデンウィークは出社しては休暇な暦であったため
正直ブログが間に合うか心配でした。何とかなってよかったです。

わたくしのゴールデンウィークは小旅行に行ってきました。
第3次産業の方々には頭が上がらない休日でもありました。

皆様はどのようなゴールデンウィークを過ごされましたでしょうか。



さて昨今、Google のセキュリティ意識が高まっておりますが
少々油断していると面倒事に陥ってしまっていると存じます。

そのような状況下にならないために今回は設定方法について解説していきます。


まず、2段階認証とは? をご説明いたしますと、
ログイン時にパスワード入力の他に本人確認を行う手段です。

例えば、電話番号やメールアドレスに通知が届いたり、
指紋や顔で認証を行ったり...

これらの2段階認証は、必ずユーザーに実施してほしい時など
管理者側で設定するよう通知ができます。

https://support.google.com/a/answer/9176657?hl=ja&sjid=15837956806490662901-NC

上記に加えて、セキュリティキー(物理的な認証デバイス)や
2段階認証プロセス 兼 再設定用の電話番号・メールアドレスが設定できます。

通知であるため、設定を後回しにしてログインできますが
いつもと違う行動をすれば2段階認証が発動しますので注意です。
(普段とは違う端末でログインなど)


次にユーザー側で設定する2段階認証プロセスですが、
管理者側で設定できる2点に加えて、
認証システム、バックアップコードが設定できます。

バックアップコードはユーザー側で
2段階認証プロセスを有効化しないと生成ができません。

ついては、管理コンソールでも生成はできますが
ユーザー側での対応がまず必要です。
https://support.google.com/a/answer/175197?hl=ja



さて、いかがだったでしょうか。
パスワードを入れた後にもうひと手間は若干おっくうですが、
これらを設定することにより突然ログインができなくなった!という事態を
防ぐことができます。

ぜひ、導入のご検討ください!